花戦さのレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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花戦さのレビュー・感想・ネタバレ・評価

2017年6月3日公開,127分

ユーザーレビュー

3.0
  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    3.0
    2017/7/13

    【賛否両論チェック】
    賛:殺伐とした時代にあって、〝花”をもって人々の心に訴えかけていった主人公・専好の人となりが、微笑ましくも感動を誘う。
    否:展開はかなり淡々としているので、観ていて眠くなってしまいそう。

     戦国時代という殺伐とした時代にあって、“生け花”で平安を願った僧侶達。その中でも異彩を放っていた主人公・専好の姿が、四季折々の様々な花の彩と共に描かれていくのが印象的です。個人的には、口をきこうとしない少女・れんに、専好が蓮の花を使って心を開いたシーンがステキでした。
     そしてそんな専好が、暴君と化した秀吉に対し、生け花を通して訴えかける“人間それぞれが持つ良さ”というテーマも、また感動を誘います。ラストの専好の鬼気迫る迫力には、思わず圧倒されてしまいます。
     想像に違わず、時代劇の中ではかなり静かで淡々と進む物語なので、下手をすると眠くなってしまうかも知れませんが、権力に花で立ち向かった勇気ある花僧の生き様を、是非ご覧になってみて下さい。

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  • rikoriko2255

    元電気メーカー社員

    4.0
    2017/6/9

    華道の池坊一門に伝わる伝説から着想を得たフィクションだそうですが、池坊さん、よく野村萬斎主演をOKしたなあ・・

    必然的に、今に続く池坊の開祖が、”変な人”になってます。人物設定も、野村萬斎の、”普通の人”が演じられないワンパタン芸に合わせてなのか、原作の小説の設定なのか、今で言う知的障害も、匂わせる設定になってます。

    確固たる美学と思想に殉じた男、千利休と、日々、命への慈しみを表現することだけが喜びの、思想はおろか、表現しているという自意識すら、あるのか無いのか分からない”生花バカ”池坊専好。全く対照的な二人の友情を布石として、後年、秀吉の恐怖政治によって、利休を皮切りに、身近な人を次々失って行った専好が、生花を通じて、猜疑心に苛まれた秀吉の心を解こうと挑む物語。

    「のぼうの城」に続いて、野村萬斎(専好)&佐藤浩一(利休)コンビで描かれた、”非暴力”の戦い。

    野村萬斎の、俳優としての弱点を丁寧にカバーして、独特の存在感を上手く引き出した、いい作品なんですけど・・・

    秀吉役の市川猿之助が・・・確かに声は、それなりに迫力あるけど、あれじゃ太閤じゃなくて、ただの不良。老けた演技全然できないし。
    反対に、石田光成はいくらなんでも老けすぎだし。

    一応星4つですが、
    もうちょっとキャスティングが吟味されていれば・・・

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2017/6/8

    ネアンデルタール人が花で人を弔っていたことが分かり、人類の起源とされている訳ですが、時は戦国、死が日常に接していた時代に仏の道と華道を両立させようとしていた池坊には、深い感銘を覚えます。
    とはいっても、この時代、信長/秀吉、利休と登場人物は、おじさんばかり、しかも皆さんが良く知る人ばかりと、映画化は、ある意味難しいかなと思っていましたが、とにかく花、花、花に圧倒されます。visualとしては、良いテーマでした。

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  • rikoriko2255

    パライバ

    3.0
    2017/6/3

    豪華ないけばなはもちろんだけれど、美しい庭や立派な山門など、京都ならではの素晴らしい光景が画面に広がる。眼福。

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