クズとブスとゲス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
クズとブスとゲス
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クズとブスとゲス

2016年7月30日公開、141分
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「東京プレイボーイクラブ」の奥田庸介の4年ぶりの長編映画。女を拉致監禁し、裸の写真をネタに強請るクズ男、ストレートすぎる性格が災いして過ちを繰り返すバカ男、自己主張が苦手で、流されるまま生きて苦界にはまる女の3人が、負の連鎖を起こしていく。監督の奥田がスキンヘッドのクズ男に扮するほか、「青春墓場」三部作の板橋駿谷、本作がデビュー作となる岩田恵理、「殿、利息でござる!」の芦川誠らが出演。第16回東京フィルメックススペシャル・メンション受賞、第45回ロッテルダム国際映画祭正式出品作品。

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ストーリー

寂れたダイニングバーでスキンヘッドの男(奥田庸介)が獲物を物色している。彼は見知らぬ女性に声をかけては薬で正体不明にさせ、裸の写真を撮って強請りを働いていた。しかし、今夜のターゲットはヤクザ(芦川誠)の下で働く商売女で、怒り狂ったヤクザ一味がスキンヘッドが母親と住む自宅に押し入ってくる。ヤクザに1週間以内に200万円払わないと殺すと逆に恐喝されたスキンヘッドは、行きつけのバーのマスターに強引に大麻を売りつけて金を作るが、約束の金額には程遠かった。その大麻の運び屋のリーゼントの男(板橋駿谷)は、恋人(岩田恵理)のために真っ当な職に就こうとしていたが、就職面接で意気揚々と前科を語るようなバカで、彼女の誕生日プレゼントを用意する金もない。仕方なくバーのマスターに持ち掛けられて運び屋家業を再開し、わずかな金を得た。リーゼントは数日遅れて恋人の誕生日を祝うが、それが運び屋で稼いだ金だと分かると大喧嘩になる。リーゼントのもとを飛び出した女がダイニングバーで傷を癒していると、スキンヘッドの男が近づいてくる。人恋しさから気を許した女は、彼の罠に嵌められる。彼女は借金の肩代わりにされ、デリヘル嬢として客を取るようになる。一方、恋人が去って落ち込むリーゼントは、バーのマスターから彼女が男とホテルに入るところを見たと聞かされる。我を失ったリーゼントは、夜の歓楽街を猛然と走り、ホテルから恋人を救い出す。彼女を嵌めたスキンヘッドのもとへ向かったリーゼントは怒りを炸裂させるが、スキンヘッドも対抗する。そこに、商売道具に逃げられたヤクザ一味がやってきて、二人をまとめて拉致し、凄惨なリンチを繰り返す……。

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予告編

2016/6/3(金)更新

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作品データ

製作年
2015年
製作国
日本
配給
アムモ98
初公開日
2016年7月30日
上映時間
141分
製作会社
映画蛮族

[c]2015 映画蛮族
[c]キネマ旬報社