まなざし:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
まなざし
まなざし
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まなざし

2016年8月27日公開、93分
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2015年バンコク世界映画祭に正式出品されたヒューマンドラマ。介護職員のヨウコのもとに一本の電話が入る。ある事件で服役していた父・シゲユキが出所するという知らせだった。ヨウコが父のいる施設を訪ねると、彼は服役生活の間に寝たきりになっていた。監督・脚本・編集は、「scope」の卜部敦史。出演は、「縁(えにし) The Bride of Izumo」の根岸季衣、ドラマ『ショムニ』の山崎満、「どうしても触れたくない」の入江崇史。

ストーリー

介護職員として働きながら、田舎町でひっそりと暮らしているヨウコ(根岸季衣)。いつも通り朝食を作り、何一つ変わらない朝だったが、一本の電話によってヨウコの平穏な日常は終わりを告げる。ある事件により服役していた父・シゲユキ(山崎満)が出所するというのだ。ヨウコがシゲユキのいる施設を訪ねると、シゲユキは長期の服役生活で寝たきりになっていた。ヨウコは唯一の肉親である弟・マサオ(入江崇史)に相談するが、父の話をすることを嫌うマサオはその場から立ち去ってしまう。出所後の父の受け入れ先として選択を迫られたヨウコは、悩んだ挙句、家に受け入れる決意をする。突如として父との生活が始まる。身の回りのことは何もできなくなっている父は、誰かの世話にならなければ、生きていくことすらもままならない。そんな寝たきりの父を見つめるヨウコの目は、なぜか怯えていた。ヨウコは父の視線に戸惑いながら、恐る恐る世話をし始める。そして、父への憎しみが次第に呼び起こされていく。疲弊していく娘の姿を見つめながら、父は“あること”に思いを巡らせていた。残されたわずかな時間に、絶望の淵にいた二人は小さな光を見る……。

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作品データ

製作年
2016年
製作国
日本
初公開日
2016年8月27日
上映時間
93分
製作会社
映画「まなざし」製作委員会


[c]キネマ旬報社