ブラインド・マッサージ|MOVIE WALKER PRESS
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ブラインド・マッサージ

2017年1月14日公開,115分
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中国で20万部のベストセラー小説を映画化し、第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞、第51回金馬奨6冠に輝いたヒューマンドラマ。多くの盲人が働く南京のマッサージ院。院長の同級生が恋人と駆け落ち同然で転がり込んできたことから、平穏な日常が一転する。監督は、「二重生活」のロウ・イエ。出演は、「黄金時代」のホアン・シュエン、「スプリング・フィーバー」のチン・ハオ、「天安門、恋人たち」のグオ・シャオトン。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

多くの盲人が働いている、シャー(チン・ハオ)とチャンが経営する南京のマッサージ院。幼い頃に交通事故で視力を失った若手のシャオマー(ホアン・シュエン)は「いつか回復する」と医師に言われているが、その日は一向にやってこない。生まれつき目の見えない院長のシャーは、結婚を夢見て見合いを繰り返している。いつも視覚障害者であることが理由で破談してしまうが、それでも懲りずにパートナーを探し続ける明るい男だった。客から「美人すぎる」と評判の新人ドゥ・ホン(メイ・ティン)もまた生まれつき目が見えないため、自分にとって、何の意味のもたない“美”に嫌気がさしていた。それを知ったシャーは、彼女の“美”が一体どんなものか知りたくて仕方がなくなる。マッサージ院に、シャーの同級生ワン(グオ・シャオトン)と恋人のコン(チャン・レイ)が駆け落ち同然で転がり込んでくる。まだ幼さの残るシャオマーは、コンの色香に経験したことのない強い欲望を覚える。ある日、爆発寸前の欲望を抱えたシャオマーを見かねた同僚が風俗店へと彼を誘う。そこで働くマン(ホアン・ルー)との出会いで、運命の歯車が大きく動き出す。己を見失いもがき苦しむなか、見つけた一筋の光とは……。

作品データ

原題
推拿
製作年
2014年
製作国
中国=フランス
配給
アップリンク
上映時間
115分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    元電気メーカー社員

    4.0
    2017/2/15

    人の生き様をとことん描くと、珍しい話でも普遍になる。

    日本の映画やドラマで、一番雑に扱われがちな部分を、一番徹底的に追求することで成立している映画。

    視覚障害者がマッサージ師になるというのは、東アジア特有の文化なのかも知れないけれど、世界中の、どんな政治体制の、どんな宗教の街にも、もちろん日本のどこの街にも居そうな人達を描いた群像劇。

    ああ、こういう痛み。
    あの人も、抱えていたっけ。
    自分も抱えていたっけ。ひょっとしたら自分の親も・・
    視覚障害という設定によって、強烈に描かれてはいるけれど、実は障害のあるなしに関係のない、普遍的な痛み。

    リアリティあふれる人物描写ゆえに、ラブシーンは、ヘアーも乳首も見せてないのになまめかしい。

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