デパート娘大学:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
デパート娘大学
デパート娘大学
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デパート娘大学

1927年公開
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キャスリーン・ノーリス女史の小説を、アレン・マクニール氏とティム・ウィーラン氏とが映画向きに書き改め、それを更にホープ・ロアリング女史が実際用に脚色し、「ロイドの福の神」を監督したサム・テイラー氏が監督した「アンニー可愛や」「雀」に続くメアリー・ビャクフォード嬢主演の映画である。相手役は「青春の悦び」出演の新進チャールズ・ロジャース氏で、そのほかアヴォンヌ・テイラー嬢、ホバート・ボスウォース氏、カーメリタ・ジェラティ嬢、マック・スウェイン氏、ルシェン・リトルフィールド氏、ウィリアム・コートライト氏などが是れを助けて出演している。

ストーリー

マギー・ジョンスンはメリルのファイヴ・アンド・テン仙ストアに働いているストックガールであった。そして一緒にそこの地下室で働いているジョー・グラントという青年と彼女との間に恋が芽生えていた。が、二人とも互いに恋していることには気がつかずにいた。ところがこのジョーというのは本当はこの店の持ち主のメリルの実の息子で、ジョーには同じ上流社会の娘である許婚があった。その婚約は主として母親の意志によるもので、父親はそれを好んでいる訳でもなかった。またジョーにしたところで、その許婚を好きではあったが、恋を感じていわしなかった。そして母親のもくろみで婚約披露の宴会を開く晩、既にマギーとの恋を又なきものと思っているジョーは我家にマギーを伴い帰った。そこにメリルの一家が帰って来た。マギーは始めて己れの恋人が誰であるがを知って、座にいたたまれず逃げ帰った。ジョーの許嫁は、ジョーの本心を知って自ら婚約を解いて、しかもジョーに勤めてマギーの後を追わしめた。が、その時マギーは裁判所に行って妹リーズと賭博打ちのポウェルとのいざこざについて妹のための弁明に務めていた。で、ジョーはその時怒りの余りにポウェルをなぐる様なことになった。これが新聞紙に報道せられたので、ジョーの父親は息子を余燼のさめるまで日本にでもやって、その一方マギーを思い切らせ様とした。そして父親はマギーの許を探ねて息子をあきらめる様に頼んだ。その際に来合わせたのがジョーであった。マギーは二人の間の身分の相違とジョーのためを思い心にもない嘘をついて、ただ金を目当てにしていたに過ぎないことを語った。が、ジョーはそれを信じようともしないで、ますますマギーに懇願した。マギーの真心とジョーの真心とは遂に人々を動かした。そして繼いて大騒となった。というのはマギーがジョーと共に一散に波止場にと自動車を走らせて正に出航しようとしている汽船に間に合わさなければならなかったから、そして二人はその汽船上で船長によって永久に結びつけられるのであるから。

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作品データ

原題
My Best Girl
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
ユナイテッド・アーチスツ支社
初公開日
1927年
製作会社
ユナイテッド・アーチスツ映画


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