電光トムソン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
電光トムソン
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1926年公開、西部劇
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「ドン・マイク」「アリゾナ・ナイト」と同じくエフ・ビー・オー社発売のフレッド・トムソン氏主演西部劇でフランク・M・クリフトン氏作の物語を「未来派女学生」「珍サーカス王」等の監督者デル・アンドリュース氏が脚色し、「ジョニー髪を切れ」「ギブソンの伊達男」及び「ベン・ハー(1926)」の戦車競走の場面を監督したリーヴス・イースン氏が監督したのも。トムソン氏の相手役は「田園哀慕調」のベス・フラワース嬢が勤め、フランク・ハグニー氏、ビリー・バッツ君、ウィリアム・コートライト氏等が共演し例の白銀王も力演している。

ストーリー

アリゾナのある牧場の持ち主フレッド・ソーンダースという男は界隈でも片手のソーンダースと綽名された変人で、何時如何なる時でも右手をポケットに突込んだなりで左手だけで用を辨じていた。それは如何なる理由に依るのか解らないので人々は彼を怪人物と目していたのである。この牧場へバックとチャーリーという2人連れの牧童がやってきたがソーンダースの扱いが気に食わずここを去ったが何事かを企らんでいる様子であった。ソーンダースは沙漠でバディーという片輪者の少年を救い町の孤児院に入れたので保母のアリス・ミルスが親切に世話をすることになった。その頃町の近くの街道で駅馬車が強盗に襲われた。馭者の言によるとソーンダースの背格好で左手だけを使う曲者だったが、ソーンダースの友人である役人は犯人が親友であるとは思えなかった。その晩孤児院が火災に罹ったのでソーンダースはバディーを救い出し山上の小屋に伴って行った。彼は少年を非常に好ましく思い、自分は有名な外科医であるが愛する妹の手術に問に合わずに彼女を死なせて以来医者を廃業すると共に右手を使わぬ決心をしたがバディーの負傷は手術によって治癒するから自分の誓を破って少年を不自由のない身体にしてやると語った。駅馬車が再び襲撃され馭者は犯人の左手を傷つけて自らは殺されて了った。真犯人のバックは町の人々を煽動してソーンダースの小屋に向わせ、相榛のチャーリーはソーンダースを待伏して左手を狙撃した。ソーンダースはバディーが危険なので急に手術をするため町へ行って医具薬品を求めアリスを伴って引返した。そして手術に取かかると追手迫ったので手術の済むまで逮捕するのを待って貰い、済んだところ奇策を用いてバックに白状させ、疑い晴れてアリスと幸福な生涯に入る。

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作品データ

原題
Lone Hand Saunders
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
東西映画社
初公開日
1926年
製作会社
エフ・ビー・オー映画
ジャンル
西部劇


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