闘牛の女王:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
闘牛の女王
闘牛の女王
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闘牛の女王

1952年10月29日公開、104分、ミュージカル
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「水着の女王」のジャック・カミングスが製作し、「黒騎士」のリチャード・ソープが監督したテクニカラーの闘牛ミュージカル1947年作品。脚本は「コルシカの兄弟」のジョージ・ブルースとレスター・コールの共同執筆。撮影は「少年の町」のシドニー・ワグナー、「仔鹿物語」のチャールズ・ロシャー、「風と共に去りぬ」のウィルフレッド・M・クラインの3人、音楽は「巴里のアメリカ人」のジョニー・グリーンの担当。主演はエスター・ウィリアムス(「水着の女王」)、エイキム・タミロフ(「熱砂の秘密」)、リカルド・モンタルバン(「水着の女王」)で、ジョン・キャロル(「凸凹スパイ騒動」)メアリー・アスター(「暴力行為」)、シド・チャリシー、フォーチュニオ・ボナノヴァ、ヒューゴウ・ハース等が助演する。

ストーリー

メキシコの名闘牛士アントニオ・モラレスには、双子兄妹があった。彼は息子のマリオ(リカルド・モンタルバン)を闘牛士に仕立てようと懸命だったが、マリオは母の血をついで音楽好き、却って娘のマリア(エスター・ウィリアムス)の方が闘牛に熱中している有様で、彼女は若い細菌学者ペペ・オルテガと婚約の間柄であった。ある日、ペペはマリアと計って、マリオの作曲した「ファンタジアナ・メキシカーナ」を有名な指揮者マキシミノ・コントレラスに見せた。コントレラスは感心してマリオに会いたがったが、アントニオは息子が闘牛を捨てることを恐れて会わせようとしなかった。マリオは競技場で闘牛の最中にこのことを知り、憤慨して牛に背を向けて立ち去ってしまったため、臆病者の汚名を着てしまった。身を隠したマリオは、たまたま自分の作品がコントラレスの指揮で放送されているのを聞き、コントれらスの元を訪ねて教えを乞うたが、闘牛を断念するまではと断られてしまった。グアダラヤラの晴れの闘牛大会に、マリアはマリオの替え玉になって出場し、失踪した兄をおびきだそうと企てた。案の定マリオは会場に来た。闘牛にたち向かっていったマリアは、兄の姿を見出そうと牛から気をそらしたために地上に叩き伏せられ、危機に陥った。その瞬間、マリオが飛び出して巧みに牛をさばき妹を救った。マリオは臆病者の汚名を注ぎ、父から音楽の道に進むことも許された。やがてモラレス家ではマリアとペペ、マリオと恋人のコンチタの、2組の結婚式が行なわれた。

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作品データ

原題
Fiesta
製作年
1947年
製作国
アメリカ
配給
MGM日本支社
初公開日
1952年10月29日
上映時間
104分
製作会社
M・G・M映画
ジャンル
ミュージカル


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