ジュピターズ・ムーン|MOVIE WALKER PRESS
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ジュピターズ・ムーン

2018年1月27日公開,128分
PG12
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第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたSFドラマ。人生に敗れた医師シュテルンは、不思議な力を持つ難民の少年アリアンと出会う。はぐれた父を探すアリアンは、彼の鞄を持って消えた男を見つけるが、その男が地下鉄で自爆テロを起こす。監督は、「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」のコーネル・ムンドルッツォ。出演は、「名もなきアフリカの地で」のメラーブ・ニニッゼ、新鋭ゾンボル・ヤェーゲル、「メフィスト」のギェルギ・ツセルハルミ、「リザとキツネと恋する死者たち」のモーニカ・バルシャイ。第45回ノルウェー国際映画祭アンドレア・エキュメニカル賞、オーステンデ映画祭2017最優秀撮影賞、ストレンジ・フェスティバル2017ヌーヴォ・ジャンルグランプリ、バトゥミ国際映画祭2017最優秀男優賞、ファンタスティック・フェスト2017ファンタスティック部門最優秀監督賞、マナキ兄弟映画祭ゴールデン・カメラ300、シッチェス・カタロニア国際映画祭2017ファンタスティック・コンペティション部門最優秀作品賞・視覚効果賞タイムマシーン賞受賞。

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予告編・関連動画

ジュピターズ・ムーン

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ハンガリー国境。シリア難民の少年アリアン・ダシュニ(ゾンボル・ヤェーゲル)は国境警備隊の包囲網に捕まり、父ムラッドとはぐれてしまう。国境を目指し走り出したアリアンは、国境警備隊員ラズロ(ギェルギ・ツセルハルミ)に銃撃される。医療ミスにより将来有望なアスリートを死亡させた医師シュテルン(メラーブ・ニニッゼ)は、現在の職場である難民キャンプに向かう。シュテルンは賠償金と同等額の金を用意するため、恋人で元勤務先の医師ヴェラ(モーニカ・バルシャイ)と共謀し、違法に難民を逃していた。シュテルンが診察台に向かうと、銃撃で瀕死の重傷を負った少年がいた。少年は突然、「何かが変なんだ」とその場で浮遊する。シュテルンは頭を冷やそうと部屋を出るが、そのうちに少年が消えてしまう。そこにラズロが現れ、シュテルンの違法行為に目を瞑る代わりに違法な発砲をもみ消すよう要求する。シュテルンはそれを突っぱね、難民キャンプを首になる。難民輸送バスに乗っていたアリアンを連れ出したシュテルンは、父探しと書類を違法に作るためとアリアンを言いくるめ、以前勤めた病院のVIP患者の往診のふりをしてその力で病気が治るとふれこみ金儲けを始める。アリアンは父を探しに難民が多く集まる場所に行く。そこでハンガリー入国の際にアリアンの鞄を預かって消えた男に遭遇する。アリアンは男を追い、シュテルンもアリアンを追いかけるが、地下鉄ではぐれてしまう。シュテルンがホームにいると、爆発が起こる。アリアンが追っていた男が電車内で自爆テロを起こしたのだ。警察は男の荷物からアリアンとムラッドのパスポートを発見する。駆けつけたラズロは、2人はシュテルンが逃がしたテロリストだと指名手配させる。その頃シュテルンは遺体安置所でムラッドの遺体を見つけていた。アリアンと再会したシュテルンは、彼を利用したことを懺悔し、父の死を告げる。せめてもの報いに彼を国外へ逃がすことを約束するが、ラズロや警察の手が迫っていた……。

作品データ

原題
JUPITER HOLDJA
映倫区分
PG12
製作年
2017年
製作国
ハンガリー=ドイツ
配給
クロックワークス
上映時間
128分

2017[c]PROTON CINEMA MATCH FACTORY PRODUCTIONS KNM [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    seapoint

    2.0
    2018/2/12

    難民やら宙に舞う青年やら一体何やねんっ、一瞬の興味で劇場へ。
    たしかに難民、亡命といった混沌としたエリア。警察は彼らに容赦しない。重要なポイントが最後まで欠落している。そう、なぜアリアンは不思議なパワーを得たのか、それで何ができる?それに付随する衝撃で延命したくない老婆は天に召されたけれど、それはあくまで衝撃映像を目にしたからで、彼のその力ではない。
    こんなことで警察に追われる。彼自身はそれ以外変わっていないのだが。変わっていくのは追う者の心境だ。
    特にスーパーマンのようなヒーローになるわけでは全くない。ラストのビルのシーン。薄い夕暮れの中を飛び出す青年の後ろ姿が美しい。これを見るとアメコミfilmはド派手なエンタテイメントと思った。

    物騒で騒がしい舞台だが全体的に静か。もう少しその能力の意図を掘り下げていただかないと若干眠気が…悪くないの、ただ間延びしてしまっている。

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  • rikoriko2255

    3.0
    2018/2/9

    この作品を、どうして撮ろうと思ったんだろう・・
    難民、テロリスト、医療ミス、そんなリアルの中に起きた不思議な現象。
    彼の体内で重力が変わる。
    何かの作用か、元々の能力か、何の為か、どこに行くのか。分からない。
    その力で何かをしたわけでもない。窮地から逃げ出すくらい。

    ただ、浮かぶだけ。
    そして、皆が見上げる。何者でもない彼を。
    ほんの一瞬、辛い現実を忘れて。

    そんな一瞬が必要だったのかもしれない。

    彼の素朴さが良いのです。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    2.0
    2018/1/28

     「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂想曲(ラプソディ)」のコーネル・ムンドルッツォ監督のSF映画。
     宙を舞う少年をめぐって展開するストーリーで、前作の「ホワイト・ゴッド・・・」でいろいろと驚かされたため、今回は何をやってくれるかと楽しみにしていましたが、思ったより地味で分かりにくい作品でした。

     オープニングの長いワンカットの国境越え、カーチェイス、地下鉄テロなど、思わず「オー」と言いたかったシーンがあっただけに残念です。

     ただ、今後が期待できる監督であることは今作でも実証済みなので、次回作に期待します!

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