洞窟の女王:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
洞窟の女王
洞窟の女王
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洞窟の女王

1935年公開
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H・ライダー・ハガードの名作She を映画化したもので、映画初出演のブロードウェイ美人女優ヘレン・ガヘーガンが主演する。脚色には「コングの復讐」のルース・ローズが当たり、「猟奇島」を監督したことのある俳優アーヴィング・ビチェルが、建築家L・C・ホルデンと協力して監督し、撮影には「深夜の星」「流線型超特急」のJ・ロイ・ハントが「コングの復讐」「キング・コング(1933)」のヴァーノン・ウォーカーの助力を得て当たっている。助演者は「ロバータ」「国境の狼群(1934)」のランドルフ・スコット、「僕は芸人」「コングの復讐」のヘレン・マック、「宝島(1934)」のナイジェル・ブルースを始め、グスタフ・フォン・セイファーティッツ、サミュエル・S・ハインズ等である。音楽は「男の敵」のマックス・スタイナーの担当である。

ストーリー

リオ・ヴィンシーは伯父の遺言によってシベリヤの北端、人跡未踏の境に不老不死の命の火を守る一団の民族が存在すること、また5百年前に祖先の1人が彼所を探検し、女王の邪恋に応じなかった為に殺された事を知る。伯父の生涯の目的はその命の火を文明社会にもたらす事であったので、リオは故人の友人ホリーと共に探検に出発した。途中で一行はダグモーアと言う交易者の小舎に着く。ダグモーハは一行の目的を金塊だと信じ、利益の分け前を貰うつもりで娘ターニャと共に一行に加わる。彼らは険しい氷河に面した谷間で5百年前のヴィンシー探検隊の遺物を発見する。ダグモーアが氷の中に閉じ込められた黄金の装飾品を発掘し様とした為恐ろしい雪崩が起こり、リオ、ホリー、ターニャの他は残死する。雪崩の結果、間道が発見され3人は進んでいく内目的の魔境に達したが、アマハガー族に捕らえられたのをコール国の長老ビラリに救われ女王の宮殿に連れて行かれる。このコール国の女王は絶世の美女で、彼女はリオを見るや、5百年前の祖先ジョン・ヴィンシーに生き写しなので驚喜した。リオは彼女の美貌に心を奪われた。女王は再び彼を失う事を恐れてターニャを憎み、又リオに不老不死の法を勧め、自分と結婚してコール国の主権者となるならホリーとターニャを無事に国外へ送ろうと提議する。ビラリはリオに女王の寵を奪われたので復讐を企て翌日の年中行事の祭壇にターニャを火の生贄に捧げる様女王に勧める。しかしリオは危うくターニャを救いホリーと共に火の洞窟に逃げ込む。ここで女王は再びリオに火に浴みし永遠の命を得るよう勧めるターニャは火の力を信ぜず、浴びれば必ず焼け死ぬであろうと力説した。そこで女王自らこれを試す事にする。女王は火に浴みした。猛火は彼女の全身を嘗め包んだ。一瞬彼女は荘厳な美の権化の様に見えた。所が次の瞬間女王の艶姿は消え失せた。リオ及びターニャの運命はどうなるであろうか?

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作品データ

原題
She
製作年
1935年
製作国
アメリカ
初公開日
1935年
製作会社
RKOラジオ映画


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