ドン・Q:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ドン・Q
ドン・Q
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ドン・Q

1925年公開
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「バグダッドの盗賊(1924)」に続くダグラス・フェーアバンクス映画で当て製作された「奇傑ゾロー」の後扁とも目すべきものでヘスケス・プリチャード氏の原作に據りジャック・カニンガム氏が脚色しドナルド・クリスプ氏が監督した。主役ダグラス・フェアバンク氏の外には「おお、先生」「ボー・ブラムメル」等出演のメアリー・アスター嬢、「散り行く花」に出演した本映画の監督ドナルドクリスプ氏が出演し、その他ワーナー・オーランド氏、ジーン・ハーショルト氏、ロティー・ピックフォード嬢等の顔も見える。

ストーリー

ゾロの子ドン・セサアル・デ・ベガは故国班牙に学門修業に帰つて不図もデ・ムロ内大臣の息女ドロレスと相識って恋をする。折しもオーストリアからパウル太公がスペイン王庭へ御来遊中で、ドン・セサアルの仁侠剛勇を愛し給うて兩人の中を暗々に取持って下さる。ところが近衞騎兵大尉でドン・セバスチアンもドロレス姫を慕っているので太公を怨み、一且の怒りから太公を刺す。そうしてドン・セサアルの油断を衝いて仆し彼に罪を被せる。太公は虫の息で花牌に真犯人の名を記し絶命するがこれを知ったのは猟官狂のドン・ファブリクただ一人でその花牌を盗み、ドン・セバスチアンを脅迫して市長に推薦させる。ドン・セサアルは冤を雪ぐべく入水したと見せて山荘に篭り、ロヲ、ロブレドの兩人を間牒として總ての事実を知る。ドン・セサアルが死んだのでドロレスは嫌々ながらドン・セバスチアンと結婚せねばならぬ破目に陥るがドン・セサアルはそこへ姿をあらわしたので姫は婚約の署名を兔れる。マツァド大佐はドン・セサアル召捕れとの命を受け、ドン・セバスチヤン共々山荘を襲う。息子の危急を知ったゾロはカリフォルニアから帰り息子を助け、ドン・フブリクを捕えて總ての事実を自白せしめたのでドン・セサアルの冤は雪がれドロレス姫を抱くことが出来た。

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作品データ

原題
Don Q, Son of Zorro
製作年
1925年
製作国
アメリカ
配給
ユナイテッド・アーチスツ社
初公開日
1925年
製作会社
ユナイテッド・アーチスツ映画


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