バッド・ジーニアス 危険な天才たち|MOVIE WALKER PRESS
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち

2018年9月22日公開,130分
PG12
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高校生のカンニングをスタイリッシュ描くタイ発クライム・エンタテインメント。進学校に特待奨学生として転入した天才的頭脳を持つ女子高生リン。テスト中にカンニングで友人グレースを救うと、グレースの彼氏からカンニングで金を稼ぐことを持ちかけられる。監督は、「Countdown」が第86回アカデミー賞外国語映画賞タイ代表に選ばれたナタウット・プーンピリヤ。出演は、モデル出身で本作が映画初出演となるチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。2017年ニューヨーク・アジアンフィルム・フェスティバル作品賞・ライジングスター賞、2017年カナダ・ファンタジア映画祭作品賞・監督賞、2017年福岡国際映画祭観客賞受賞。

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予告編・関連動画

バッド・ジーニアス 危険な天才たち

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

小学生のころから成績はずっとオールAで、中学時代は首席となった天才的な頭脳を持つ女子高生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は裕福とは言えない父子家庭で育ったが、その明晰な頭脳を見込まれ、進学校に特待奨学生として転入する。新しい学校で最初に友人となったグレースを、リンはテストの最中に“ある方法”で救う。その噂を聞きつけたグレースの彼氏パットは、より高度な方法でカンニングを行い、答えと引き換えに代金をもらうというビジネスを持ちかける。リンは指の動きを暗号化する“ピアノレッスン方式”という方法を編み出す。リンの元には瞬く間に学生が殺到し、多くの生徒を高得点に導く。しかし、学校が誇るもう一人の天才で生真面目なバンクとの出会いによって波乱が起こる。リンたちは、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試・STICを舞台に最大のトリックを仕掛けようと目論み、バンクを仲間に引き入れようとするが……。

作品データ

原題
ฉลาดเกมส์โกง
映倫区分
PG12
製作年
2017年
製作国
タイ
配給
ザジフィルムズ=マクザム
上映時間
130分

[c] GDH 559 CO., LTD. All rights reserved. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    3.0
    2020/7/19

    カンニングのアイディア自体は、それほど驚きもしませんし、今どき、これぐらいは誰だって思いつくだろう(実際には手を染めないとしても)というものでした。

    タイにおける激しい貧富の差とか、タイ人のものの考え方や捉え方のテキストとしては、一見の価値があったと思います。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    コージィ

    4.0
    2018/11/4

    タイの教育に関する現状を相当皮肉に風刺していました。
    受験制度、寄付金の名の賄賂横行、貧富の格差。
    そして、貧困家庭の子供が生き延びるには、頭脳しかないという現実。

    おそらく、日本、中国、韓国、フィリピンなどのアジア圏では、このあたりの事情は共通しているのであろう。
    私もすんなり作品世界に入ることができました。

    そして、学生の青春物語ではなく、完全犯罪を目指すクライムストーリーでした。
    学生版『オーシャンズ』シリーズみたいなノリともいえます。

    ばれないようにカンニングを成功させるか。
    これだけで二時間もつのか?
    という疑念を吹き飛ばす、テンポのいい脚本、演出に唸りました。

    ラストは切ないけれど、不正の正当化はいかん!という視点からいって、この終わり方しかないか、とも思いました。
    綺麗にまとまっていて、好感度の高い仕上がりです。

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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    5.0
    2018/10/8

     正直、観たい映画としてノーマークだったのですが、新聞などの映画評がかなり好評だったので、急きょ観に行ってみたら、なんとこれがメチャクチャ面白かったです!

     最近、ハリウッドのやたらお金ばかりかけた有名俳優主役で内容が無茶苦茶な「CGメイン映画」ばかり続いていたので、あらためて映画の面白さを痛感させてくれた私的には「救世主」的作品となりました。

     たかが「カンニングが題材の映画」と思ったら大間違い!

     有名俳優ゼロ、CGゼロ、あり得ないアクションゼロ、それでもテンポの良さと切れの演出で一気にみせる面白さ!上映時間の2時間10分があっという間で、冒頭から最後までハラハラドキドキ、緊張のしっぱなしのため上映終了時は疲労感と満足感で久しぶりに心地良かったです。

    ラストもよくあるパターンと思いきや「勇気ある責任の取り方」で、そのかっこよさに鳥肌が立ちました。
     
     今年もあと3か月。数多い映画を観てきましたが、こんな思いにさせてくれたのが、なんとタイ映画ということにも驚きつつ、今のところ、今年のマイベスト3に入る傑作でした。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2018/9/28

    タイ映画、久しく観ていなかったが予告やラちらしやらで興味そそられる。

    学内テストはもとより、より大勢の学生に、より大金のために知能と技をかけた大きな賭け。案の定、そこは素人、高校生だし、墓穴を掘った。
    回答の伝達が大変。問題を回答することはリンやバンクにおいて朝飯前に見える。

    知力を与えれる方は自身の努力の結果だけれど金持ちの馬鹿は全て金で解決できると信じてやまない。学校の入学やら不正が後絶えないのはブルジョワの能無しからが多い。
    カンニングしていない自身の回答は自分の能力によるものなのに罪を被っているのはリンにバンク。関わらなければ手堅く将来が見えたのに…

    この格差、特にバンクは真っ当な正義感をもった真面目青年だったのに将来のチャンスを完全に潰されたのだから、豹変してしまった、悲しい。

    一見稚拙に見える技もお国柄、監視の先生がゆるいゆえなんか成立する。
    スピード感あるスリリングさと若者の繊細さ、戸惑いの感情も含め上等な作品に仕上がり、見応え十分。
    リンの足の長さ、スタイル抜群だが男子学生の半ズボンは…

    アイドル的なラブストーリーの多い邦画もこのような映画へと脱皮しては。

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