パッドマン 5億人の女性を救った男|MOVIE WALKER PRESS
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パッドマン 5億人の女性を救った男

2018年12月7日公開,137分
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愛する妻のため、安価な生理用ナプキンの開発に心血を注ぎ、インドの人々の生活に革命を起こした男の奮闘を描く、実話をベースにした人間ドラマ。モデルとなったアルナーチャラム・ムルガナンダムは生理用品の普及だけでなく、農村の女性に労働機会を与えるなどし、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。

予告編・関連動画

パッドマン 5億人の女性を救った男

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

インドの小さな村で新婚生活を送るラクシュミは、貧しくて生理用ナプキンが買えずに不衛生な布で処置している妻のため、清潔で安価なナプキンを手作りしようとする。研究とリサーチに明け暮れる彼の行動は村の人々から奇異の目で見られるようになり、村を離れることになるが、その熱意に賛同したパリーとの出会いを機に第一歩を踏み出していく。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
インド
配給
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間
137分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    4.0
    2019/1/9

    【賛否両論チェック】
    賛:どんな困難にもくじけず、妻のために走り続けた主人公の姿を通して描かれる、人間の持つ愛情の強さに、思わず感動させられる。
    否:インド映画特有の長さや、急に歌が入る独特の雰囲気に、好き嫌いは分かれそう。ラストもやや唐突か。

     全ては愛する妻のため。罵られても蔑まれても、そして妻本人から失望されても、それでもただひたすらにナプキンを作ろうとし続けた主人公。そのひたむきな姿に、観ていていつしか涙が出てしまうこと請け合いです。愛はここまで人間を強くするのかと、思わず胸を打たれてしまいます。
     同時に、世界中の女性の皆様が持つその強さに、改めて敬服させられる、そんな物語でもあります。男性としても、もっと女性に対する理解と敬意を持たなければいけないなと感じました。
     デリケートな話題ではありますが、時にコミカルに、時に感動的に切り込んでいる作品ですので、是非ご覧になってみて下さい。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2018/12/24

    時は2000年なり。生理が穢れているという考え、その期間は家の中へ入れないこと・カースト制度の延長線ということか。
    初潮を迎えた女の子は女性たちの中で盛大に祝われているのに、眠るのは外って…人類繁栄の半分は女性のおかげであるのに、身体に障る。習慣といっても、ラクシュミもびっくりな悲しい現実。彼の妻を想う気持ちのなんという強さ。あんなに熱心に。周囲、いや村全体で彼を非難し、恥じているのに見よう見まねで始める行動力。男性がなかなか触れられないトピックを!製品を作るにあたって科学や知識が必要だが、巡り巡って、併せて自分の能力(非常に器用)で手製のナプキン誕生だ!この時代の奇跡の一つだ。

    それだけではない。彼のミューズ、パリー。育ちのせいか前衛的な考えで彼が最も苦しい時一緒に戦ってくれたのは彼女だ。ものすごーく可愛いし。ガヤトリが悪いわけではない。大方インド女性はこちら側のはず。古風で妻の役割は完璧。だけど村の人もそうだけど世界的に成功者として一躍有名になったら今までのことはうっちゃり、彼を祭り上げる。ある意味、怖い。信用できない。彼の努力なんてこれっぽちも理解していないのでは。この商品は利益云々の邪念ない純粋な商品。このご時世、こんな商品はなかなか、ない!

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  • rikoriko2255

    フジ三太郎

    5.0
    2018/12/17

    映画を観れば、下町ロケットのような爽快なサクセスストーリーですが、題材が生理用品のため、自分も鑑賞すべきか、かなり躊躇しました。
    だが鑑賞してよかったと今は思います。
    映画は2部構成で、前半は主人公の苦労、彼を貶める悪役はいないものの、田舎の因習やバイアスのため、ひたすら孤立する姿が描かれ、妻とも別居するはめに。それが一転、後半では、とある女性と知り合ったことから、とんとん拍子に事態が好転し、「移動型町工場」として、彼の生理用ナプキン製造機械をインド各地に建設、現地の貧しい女性を雇用していきます。
    映像も風光明媚なインドがふんだんに撮影され、お約束の歌と踊りも入り、「バーフバリ」ではないが、見る方も手拍子を送りたくなります。さすがに後半の下町ロケット編?では音楽は控えめ。
    たしかにナプキンにより、女性の社会進出は可能となったのですが、個人的には疑問が。
    主人公はある場所で、「女性は月の内、5日も休まなければならない」と断言しますが、そうだっけ?
    妊娠中は生理が来ないよ。つまり、生理を軽くやり過ごすことを、特に日本のナプキン・タンポンメーカーがあまりにアピールするから、少子化が進む一因になっているのでは、との懸念があります。
    ジェンダー解消の1ツールではありますが、あまりに快適なのもどうなんだろうと思う次第。
    主役のラクシュミは、日本の宇梶剛士に似ていて、内面のナイーブさまで似ていてニヤリとしてしまいます。
    とにかく、エンタメとしてもかなり出来がよく、キネ旬の洋画ベスト10位に入りそうに思えます。
    絶賛の作品です。
    皆さんが、自分のように、バイアスを捨てて、足を運んでみて下さい、1800円と言わず、3000円の価値はあります。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2018/12/12

    脚色されて居るとは言え、実話なのですよ。
    凄い事だ。

    インド映画らしい歌と踊りがきらびやかに盛り込まれて居ます。

    インドの女性は生理中家の中にも入れないし、仕事も出来ない。男は近づけない。
    それは、女性たちが、自分たちを羞恥から守る為に敢えてしていた事なのかもしれない。
    粗相をして恥をかく位なら、寒さや虫や不潔さをじっと蹲りやり過ごした方がマシだと。
    そんな凝り固まった伝統や思想を、間違っていると変えるのは、作中でも充分伝わってくるくらい大変だったろう。

    ちょっとと言うか、かなりウザい位の愛妻家。だけど、優秀な技術者で、発明家。
    諦めない姿勢が凄い。自分には関係無いのに。お金の匂いに敏感な訳でもないのに。
    そして、彼の作った物をちゃんと評価できる社会で良かった。
    女性に、仕事を与えた。凄い事だわ。
    確かに彼は、ヒーローだ。最後に報われて良かった。

    だけど、進歩的で尽力した女性じゃなく、勇気を振り絞って電話をかける・・だけの守られるべき弱い女性が幸せになるんだな‥そこがまだまだ封建的かな。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    barney

    4.0
    2018/12/5

    愛する奥さんためにここまでできる旦那はすごい!
    人を幸せにする発明をする主人公に拍手!
    でも物が物だけに、奥さんや家族に理解されないラクシュミがかわいそうだった。
    インド女性のこんな生理事情もかわいそうだった。

    それにしてもこんな地道な行いで、自分で機械まで作って…………できちゃうんですね~ぇ。
    ナプキンの材料研究や自ら実験台になるなど製作過程が面白かった。
    世に出たのは後半に現れた協力的な美女のおかげでもあるけどね。
    それも運?借金の返済だったり試作品を使ってもらえたりとギリギリのタイミングでハラハラドキドキもありました。
    スピーチのところは、グッときましたよ。

    ソーナム・カプールさんってきれいだな~ぁ。
    こっちのラブも気になったけど、身を引いて偉い!!
    役柄的にもとても素敵な人でした。

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  • rikoriko2255

    コージィ

    5.0
    2018/12/3

    試写で拝見しました。

    笑いあり、涙あり、考えさせてくれる深みあり。
    あんまり面白くて、声出して笑っちゃったところもありました。
    超おすすめ。

    世界を変える発明とは、情熱と献身と偏執と愚直であると考えさせられます。
    周りから異常者扱いされても、やり遂げる強い意志と、できない理由を考える暇があったらできる方法を考えて試してみる。
    トライ&エラーを、失敗を恐れずに、頭を使って根気よく繰り返すことの重要性を感じました。

    そして何より、奥様への愛が素敵。
    男として夫として、かっこいいです。

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  • rikoriko2255

    regency

    3.0
    2018/11/26

    まず、インド国内の生理用ナプキン普及率が2001年までわずか12%だったというデータにビックリ。
    インド映画らしく喜怒哀楽の演技が分かりやすい一方で、女性の自立に触れていたり、ヒンドゥー以外のシクやイスラム、キリストといったあらゆる教徒もまんべんなく登場するあたり、最近のマサラムービーの傾向を象徴しているかも。
    実際は6年近くかかったナプキンの開発年数を短縮していたり、主人公パッドマンのあわやグレーな恋愛描写など、史実と異なる部分はご愛嬌。
    ただ、撮影時にナプキンを持つ演技を拒否した男性俳優もいたらしく、インドでは女性の生理に対する偏見は残っているという実情も、知っておかねばならない。

    ワンテイクで撮ったというクライマックスのパッドマンによる演説は、分かってても拙い英語だからこそ、余計心に伝わってくる。
    あと、さだまさしの「関白宣言」とは真逆なオープニングの歌がイイ。

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