記者たち~衝撃と畏怖の真実~|MOVIE WALKER PRESS
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~

2019年3月29日公開,91分
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“大量破壊兵器の保持”を理由にイラク戦争に突き進むジョージ・W・ブッシュ政権の嘘を暴き、真実を追求する新聞記者たちの戦いを描く、名匠ロブ・ライナー監督による実話をベースにした社会派ドラマ。モデルになった記者たちが撮影現場でアドバイザーを務め、記者たちの苦難に満ちた戦いをリアリティたっぷりに描き出す。

予告編・関連動画

記者たち~衝撃と畏怖の真実~

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

2002年、ブッシュ米大統領は大量破壊兵器保持を理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。新聞社ナイト・リッダーのワシントン支局長ウォルコットは部下に取材を指示し、やがて、一連の出来事が政府の捏造、情報操作であることを突き止める。しかし、大手新聞社が政府の方針を追認したことから、ナイト・リッダーは世間の潮流の中で孤立していく。

作品データ

原題
SHOCK AND AWE
映倫区分
G
製作年
2017年
製作国
アメリカ
配給
ツイン
上映時間
91分

[c]2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    michbi

    4.6
    2021/2/8

    すっっごくかっこよかった
    それぞれの奥さんたちも!
    なんかこの人ミラ・ジョヴォヴィッチに
    似てるなーって思って見てました 笑
    私の中ではゾンビと戦うイメージが強過ぎて意外だった!

    最初は正直、記者の人って
    なんかこんなに他人事になれるんだというか
    恐怖とか感じないのかなとか
    なんならちょっともう
    暢気かよとか思っちゃったシーンあったけど
    めちゃめちゃ戦ってた
    ごめんなさい←

    なんなら真実と異なる情報を
    鵜呑みにして怯えてるあたしのほうが
    ある意味よっぽど暢気なのか
    でもやっぱりいまは
    情報がありすぎて、入ってきやすくて
    真実が本当にわからない
    わからないじゃだめだけど

    にしてもウディ・ハレルソンさんって
    いつも口わるー 笑
    好きだけど(*^^*)

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  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2019/4/21

    上司が絶大に頼りになり、本物を見る力があり、なにより部下を信頼している。

    新聞記者に限ったこどではない。良い会社は上司が最高で部下も育つ。ナイト・リーダーはワシンポストやNYタイムズのようなブランドはないけれど、関係者へのアプローチ、ギャロウエイやらからの有力な情報ハブを効かせ真実へと地道に稼ぐ。
    記者たる者、足で情報を探し裏付けを取らねばならん。

    ジョナサンとウォーレンのコンビは「大統領の陰謀」のよう。なにより支局長を演じるR.ライナーが好演。部下に度々発破をかけるところなんか。

    言論の自由、新聞をはじめとするメディアは国に臆することなく「真実」を伝えて欲しい。日本の曖昧表現ばかりにはこういった一刀両断も必要。

    おっと映像で流れた当時就任していたチェイニー副大統領。これに続いて「バイス」を観たらきっと面白い。C.ベール、そっくり。ほぼ平行上映good timing!

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  • rikoriko2255

    tom

    3.0
    2019/4/10

    アメリカ政府が「イラク戦争」へ突き進む内容の作品は
    ついこの前、チェイニー副大統領にスポットを当てた
    作品「バイス」を観たところでした。
    なぜか同じタイミングで、同じ題材を取り上げる不思議さ。
    「記者たち・・・」は題名のとおり、
    アメリカ政権のウソを追求した記者たちの話です。
    メディアの意地、ジャーナリズム精神の見せどころを
    執念のごとく突き進む記者魂には感服です。
    ロブ・ライナーの監督仕事と役者仕事の
    どちらもいい仕事している作品でした。

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  • rikoriko2255

    コージィ

    4.0
    2019/4/8

    イラク戦争において、ブッシュ政権の嘘を次々と暴き、イラクに大量破壊兵器がないことを主張し続けた「ナイト・リッダー紙」の記者たちの姿を描いた作品。

    911の報復として行われた戦争だが、ラムズフェルドを筆頭に中東の石油利権や軍需産業と結びつきの強い政治家や役人が、「イラクを潰すありき」で結論を先に用意して、戦争を正当化させるための「諜報活動でやってはいけない嘘」ばかりに包まれた姿を、政権の外側から見ていく。
    この戦争に絡んだブッシュの発言は完全に嘘で、911直後に「最も支持率を得た大統領」となり、その後「最も支持率が低い大統領」となって、任期満了をもって逃げるように退陣したわけですが……

    「売れるために、政府発表の戦意高揚記事」ばかり載せていた、ニューヨークタイムスやワシントンポストの姿もあらわに。
    「何が真実なのか?」という疑問を捨てずに取材を続けたために、「ナイト・リッダー紙」の記者たちは世間から孤立していく。

    『大統領の陰謀』の時代から時は流れ、タイムスもポストも堕ちたものだと嘆きつつ。

    『大統領の陰謀』におけるニクソンのように、記者たちの記事が大統領を辞任させるような展開ではなく、「正しいことを載せてもあまり新聞は売れず、世の中は変わらない」し、「世の中は政府の公式発表を無条件で信じる」傾向だと映し、「のちに正しかったと証明された」だけのモヤモヤしたところで終わるので、映画としては落とし所に物足りなさもありました。

    政権の広報になったような「報道のあり方」の過ちを、アメリカはもとより、日本のテレビ局や新聞社にも、本作から学んでほしいですね。

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  • rikoriko2255

    3.0
    2019/4/1

    当時、イラク戦争を、どういう思いで見て居たかな・・
    サダム・フセインが大量破壊兵器を保有しているから・・と言われて、疑いはしなかったでしょ。
    遠い国の出来事・・と思っても居た。
    でもこの映画は、遠い国の事だけじゃ無く、多分、いつの時代でもどこの国でも当てはまるのよね。

    ジャーナリストが、売れるネタかどうかだけで、裏付けもしないで、記事を垂れ流しちゃいけない。
    先入観や思い込みで、価値観押し付けちゃいけない。

    後手後手に廻りながら、それでもちゃんとした裏付けを取って行く中堅新聞社ナイト・リッダーの面々は頼もしいし、妥協しない支局長、格好良い。
    スクープよりも確証の方が大事だと思っている。曲げない信念。そう言うメディアが無いとね。
    私のイメージだと、日本の報道番組は憶測に憶測を重ねて垂れ流している感じ。

    強大な自由の国は、一歩間違うと集団暴力化するのね。
    それは、どこの国でも、どんなに小さなコミュニティでも。
    その部分に警鐘を鳴らしている映画だと思いました。

    久し振りのJames Marsdenだったわ。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    ノリック007

    5.0
    2019/3/30

    原題は「Shock and Awe(衝撃と畏怖)」で、イラク戦争を開始した
    空爆の作戦名です。
    邦題は「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」です。
    邦題の方が映画をイメージしやすいです。

    「多様で独立した自由なメディアこそ米国の民主主義にとって重要だ」
    というビル・モイヤーズの言葉で始まります。
    ビル・モイヤーズは、1965年-1966年に、リンドン・ベインズ・ジョンソン
    (LBJ)米国大統領のホワイトハウス報道官を務めた人物です。

    「もし他のメディアが政府の広報に成り下がりたいならさせておけ。
    政府が何か言ったら必ずこう問え”それは真実か”」という言葉が
    今の日本も響くと感じました。

    「ニューヨーク・タイムズ」、「ワシントン・ポスト」だけが権力に
    屈することなく、ペンタゴン・ペーパーズを報道し始めました。
    「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」を鑑賞すると理解できます。
    報道されなければ、どうなっていたのでしょうか?

    「ワシントン・ポスト」だけが権力に屈することなく、
    ウォーター・ゲート事件を報道し始めました。
    「大統領の陰謀」を鑑賞すると理解できます。
    報道されなければ、どうなっていたのでしょうか?

    「ガーディアン」、「ワシントン・ポスト」だけが権力に屈することなく、
    スノーデン事件を報道し始めました。
    「シチズンフォー スノーデンの暴露」、「スノーデン」を鑑賞すると
    理解できます。
    報道されなければ、どうなっていたのでしょうか?

    他のメディアも追従して、政府を追及し、真実は明らかになりました。

    ナイト・リッダー紙という新聞社が、「イラク政府が大量破壊兵器を所有
    していない」という真実を報道しようとしましたが、報道できずに、
    他のメディア、もちろん日本のメディアも、米国政府の主張である
    「イラク政府が大量破壊兵器を所有している」と報道し、イラク戦争が
    起き、戦死者は5万人以上、負傷者は10万人以上、民間の死亡者数は
    10万人から50万人となりました。

    この映画は、2001年から2004年までの米国の情勢を説明しているので、
    物語についていくのは、大変です。

    プレイム事件を描いた「フェア・ゲーム」を鑑賞しておくと、背景が理解できます。

    籾井勝人NHK会長は、「日本の立場を国際放送で明確に発信していく、
    国際放送はそういうもの。政府が『右』と言っているのに我々が『左』
    と言うわけにはいかない」と答えています。
    NHK政治部記者兼解説委員の岩田明子は、「取材、報道をする上で
    最も重要視している事は何か」と尋ねられて、「国益にかなうこと」
    と答えています。
    政府の広報に成り下がりたNHKは、大本営発表を垂れ流しているだけで、
    存在価値はなく、受信料を支払う気になりません。

    日本がイラク戦争を支持し、自衛隊をイラクに派遣したのは、NHKが
    「政府が『右』と言っているのに我々が『左』と言うわけにはいかない」
    からであり、「国益にかなうこと」として報道したからだということです。

    政府の広報に成り下がりた他のテレビは観ませんし、新聞も読みません。
    ピエール瀧容疑者の「麻雀放浪記2020」を公開するような邦画も鑑賞しません。
    洋画は、調査報道の役割を担っていると感じているので、鑑賞する価値
    があります。

    2003年3月22日、世界中でイラク戦争に対するデモが起きました。
    ドイツ各地で計20万人、イタリアで15万人、英気にで50万人、
    フランスで7万人、ギリシャで10万人、米国で10万人など計60カ国、
    600都市で約1000万人が参加し、60年代のベトナム戦争時を
    上回る規模のデモになりました。
    日本は、大きなデモにはなりませんでした。

    パンフレットは、よくできているのいるので、映画を理解したい人には
    お勧めできます。

    パンフレットによると、米国でも英国でも、メディアは、過ちを長期に
    わたり徹底的に検証したそうです。
    メディアにとって重要なことは、過ちを検証する勇気があるのかだと
    教えてくれました。
    過ちを検証する勇気のない日本のメディアはただの「クソ」です。

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  • rikoriko2255

    regency

    5.0
    2019/3/29

    『スポットライト』や『ニュースの真相』など、調査報道を題材にした実録映画はとかくシブくて地味になる。
    でもそれと同時に、重厚な“チームもの”映画として見応えがある。
    「記事は『足』で書くもの」とは、業界内でよく言われる言葉だが、まさに本作に登場する記者たちは、当事者に会ったり現場に赴いてネタを得てくる。
    91分という短いランニングタイムでありながらも、そうしたジャーナリズムの本質をしっかりと描いている。

    主要キャスト皆良いが、中でも監督にして支局長を演じたロブ・ライナーの、飄々としていながら頼れるボスぶりが観ていて痛快。
    あとウディ・ハレルソンの妻役に、政治情勢が激しかった旧ユーゴスラビア出身のミラ・ジョヴォヴィッチを配したのは意図的か。
    トミー・リー・ジョーンズ扮するジョー・ギャロウェイが、原作者として関わった映画『ワンス&フォーエバー』について、憮然としたコメントをするシーンも笑った。

    先に『バイス』を観ていたせいもあるが、とにかく内容がコインの裏表。
    劇中、チェイニーやラムズフェルドの記録映像が出てくるが、クリスチャン・ベールとスティーブ・カレルが、『バイス』でいかにそれぞれをソックリに演じていたかが、よく分かる。

    支局長の、「我々は若者を戦場に送る政府の味方ではない。戦場に向かう若者の親の味方だ」という言葉が染みる。

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