南海の情火(1923):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
南海の情火(1923)
南海の情火(1923)
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南海の情火(1923)

1923年公開
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ケイリー・ウィルソンの原作を、パウル・ベルンが脚色し、「世界を敵として」セレナーデ」等と同じくラウール・ウォルシュが監督したもの。主役は「嵐」「人類の心」等出演のハウス・ピータース、「渓谷の乙女」等出演のアントニオ・モレノ、「田園懐かし」等出演のポーリン・スタークの3人で、その他可憐な子役メアリー・ジェーン・アーヴィング、「メアリー・ゴー・ラウンド」のジョージ・シーグマン、「絶海の黄金」出演のローズマリー・セビー等、良い役割である。

ストーリー

ブラックバート船長は航海から帰ってくると妻が愛児を連れて家出をしていた。憤慨した彼は世の女性を呪い、密輸出入品を取り扱う海上の悪人となった。世界の果てまでも彼は妻の行方を求めて得ず、ある時彼は南海のパンゴという港へ来た。白人の娘ローナが原住民の酋長から救ってくれと彼に哀願した時、彼は心かたくなにもこれを退ける。その島にいるただ1人の白人フォールクと博奕をして全てのものを勝ったブラックバードは、この中にかつて彼が妻に与えた結婚の指輪を発見し、彼は初めて妻の情人を知った。そしてフォールクを船に幽閉し、苦しみ与えようとしたが、ローナが自分の娘であると聞き、島へとって返して彼女を救う。彼女が恋人ロイド・ウォーレンと会い抱くのを見て淋しい微笑が老船長の頬に浮かんだ。

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作品データ

原題
Lost and Found
製作年
1923年
製作国
アメリカ
配給
日活映画
初公開日
1923年
製作会社
ゴールドウィン映画


[c]キネマ旬報社