南国の河唄:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
南国の河唄
南国の河唄
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南国の河唄

1934年公開
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「若草物語(1933)」「一日だけの淑女」のジーン・パーカーが「ヘル・ビロウ」「酔いどれ船」のロバート・ヤングを相手に主演する映画で、「舗道の三人女」のルシエン・ハバードがリー・デイヴィッド・フリーマン作の舞台劇を脚色したもの。監督には「影を慕いて」のジョージ・B・サイツ、撮影には「酔いどれ船」のグレッグ・トーランドが当った。助演者は「駄法螺男爵」のテッド・ヒーリー、「豚児売出す」のC・ヘンリー・ゴードン、「裏切る唇」のモード・エバーン、ナット・ペンドルトン、ルース・チャニング、レイモンド・ハットン等。

ストーリー

ビル・ドレクセルは米国東部の大都市の富豪の息子だったが、若気の過ちから勘当を受けた末、不良の仲間に入り、流れ流れて南部のルイジアナ州の刑務所の御厄介となった。そこでタイニーとギャビーという愉快な小泥棒と懇意となった。同じ刑務所に居たアルマンは脱獄を企てて射殺されたが彼は仏蘭西系の移民でルイジアナ州特産の小蝦の鑵詰業を営む裕福な家の息子だった。満期となったビルはアルマンの故郷を訪ねて、故人の母親にたかろうと企らんだ。所がアルマンの母親は営業不振で借財に苦しんでいる事を知ってビルは失望した。然しその失望も美しい娘のセラーと相見るに及んで償われ、ビルは彼女と恋に陥ちた。そして娘の為めに母親の難儀を救おうと決心した。母親が金を借りたのはサム・キーという腹黒い船主で彼は金を貸して彼女の商売を乗取る算段でありまた年甲斐もなくセラーの美貌に懸想しているのだった。借金返済の期日も迫ったが払う可き金が無いので、鑵詰工場は競売に付される事となった。ビルはタイニーとギャビーを手先に使ってサム・キーの持船の金庫から彼の金を盗ませ、その金で入札に成功してサム・キーの鼻を明かせた。ビルを恨んだサム・キーは彼を船に誘拐して一命を奪おうとしたが、タイニーとギャビーの働きによって救い出された。かくてビルは愛するセラーの手を執ることが出来ると同時に故郷の父親からも勘当を許されたのであった。(エム・ジー・エム支社輸入)

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作品データ

原題
Lazy River
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社