ニューヨーク 泥棒結社:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ニューヨーク 泥棒結社
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ニューヨーク 泥棒結社

1968年6月22日公開、コメディ
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ポインツ・タイラーの小説を、「ママは腕まくり」のイソベル・レナートが脚色、「ミンクの手ざわり」のデルバート・マンが監督したコメディ。撮影は「消えた拳銃」のジョセフ・バイロック、音楽はジョニー・ウィリアムス(2)、美術はロバート・F・ボイルが担当している。出演は、「メリー・ポピンズ」のディック・ヴァン・ダイク、「トム・ジョーンズの華麗な冒険」のエディス・エバンス、TV出身のバーバラ・フェルドン、「マーメイド作戦」のジョン・マクギバーなど。製作は「ハワイ」のウォルター・ミリッシュ。

ストーリー

ビクトリア・ウッドワース(エディス・エバンス)は、ニューヨークに豪華な邸をかまえ、老嬢となった今も、慈善事業に寄付するのが一番の楽しみという、贅沢三昧な暮らしぶりである。が、その実、家計は火の車。亡父の後を継いで執事となった、通称フィッツウィリー(ディック・V・ダイク)は、その火の車の内幕をなんとか取りつくろうべく大活躍である。そんなところへ、ビクトリアは、秘書としてジュリエット(バーバラ・フェルドン)を雇い入れた。彼女の口から破産寸前の内幕がばれてはとフィッツウィリーはさっそく追い出しにかかったが、それがかえって逆効果となり、2人はいつしか愛し合うようになった。フィッツウィリーの心配は、ほどなく現実となって表われた。ビクトリアが結成しているボーイスカウト団のためにテント一式を調達すべく使用人たちを指揮して運動具店に押し入ったフィッツウィリーは、それをジュリエットに感づかれてしまった。泥棒までして執事稼業なんて!と彼女は彼を非難、大げんかの末、辞表を提出した。けんか別れはしたもののフィッツウィリーを愛する気持ちにかわりはなく、ジュリエットは再び邸に帰った。だが、そこではフィッツウィリーが、ニューヨークきってのデパート、ギンベルをクリスマス・イブに襲おうと派手な計画を立てていた。すべては主人に慈善好意を続けさせたいという気持ちからの悪事と思えば、言下に止めるわけにもいかず、これが最後のご奉公、と誓わせて、フィッツウィリーを送り出した。ギンベル襲撃大作戦は大成功で、19万ドルの収穫となった。だが、罪の意識のあまり、作戦に加わった従僕の1人アルバートが犯行を白状、雇い主として呼ばれたビクトリアが、保釈金を小切手で気前よくポンと出し、せっかくの収穫は、またまた銀行預金の穴埋めと消えてしまった。これじゃ元も子もないと大落胆のフィッツウィリーの元へ、その時朗報が舞い込んだ。ビクトリアが書いた亡父の伝記が、ハリウッドに50万ドルで売れたのだ。ビクトリアの代理としてハリウッドに飛ぶフィッツウィリーの傍には明るい表情のジュリエットがいた。

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作品データ

原題
Fitzwilly
製作年
1967年
製作国
アメリカ
配給
ユナイト
初公開日
1968年6月22日
製作会社
ウォルター・ミリッシュ・プロダクション
ジャンル
コメディ


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