よあけの焚き火:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
よあけの焚き火
よあけの焚き火
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よあけの焚き火

2019年3月2日公開、72分、ヒューマンドラマ
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大蔵流狂言方として実際に能楽の舞台で活躍する大藏基誠・康誠親子が自身を演じるヒューマンドラマ。10歳の康誠は、師匠である父親とともに冬山の小さな家へと向かう。厳しい稽古が続くなか、近くに住む老人・宮下と災害で両親を亡くした孫の咲子が訪ねてくる。咲子を「幼な子われらに生まれ」の鎌田らい樹、宮下を世界的なジャズサックスプレイヤーである坂田明が演じる。撮影は「眠る男」「ミッドナイト・バス」の丸池納。監督は、ドキュメンタリーを中心にキャリアを積み、本作が長編デビューとなる土井康一。

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ストーリー

冬。650年の伝統をもつ狂言方の家に生まれた大藏基誠は、少年時代に父や兄と訪れていた山の稽古場に、10歳になる息子・康誠を初めて連れてくる。基誠は幼い頃を思い出しながら、父が自分にしたように、康誠に稽古場の掃除から手ほどきをする。だが康誠は、ふだんより厳しく接してくる父に戸惑い、稽古を投げ出しそうになるのだった。一方、基誠も自分のやりかたに、どこかもどかしさを感じ始める。そんなある日、近くに住む老人・宮下(坂田明)とその孫・咲子(鎌田らい樹)が訪ねてくる。数年前、災害で両親を亡くした咲子は、父親の故郷であるこの地に身を寄せていた。自分より幼い康誠が懸命に稽古する光景に目を奪われる咲子。山々が春の気配を帯びてきたある日、咲子に導かれて森に入った康誠は、この森で何百年も生きてきたであろう巨木と、その圧倒的な生命力の下で静かに朽ちていく命の姿を目にする。巨木の下、康誠は初めて咲子の深い悲しみに触れ、やがて、それぞれの心に小さな決意が生まれ始める……。

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作品データ

製作年
2018年
製作国
日本
配給
桜映画社(配給協力:ポレポレ東中野)
初公開日
2019年3月2日
上映時間
72分
製作会社
桜映画社
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]桜映画社
[c]キネマ旬報社