雪子さんの足音:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
雪子さんの足音
雪子さんの足音
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雪子さんの足音

2019年5月18日公開、112分
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芥川賞候補となった木村紅美の同名小説を実写映画化。月光荘という洋館で2階を下宿人に貸す大家の川島雪子は、居間をサロンとして開放していた。その常連の小野田香織と雪子は下宿人の男子大学生・薫をサロンに招き、ご馳走やお小遣いなど過剰な援助をする。出演は、「家族はつらいよ」シリーズの吉行和子、「赤い雪 Red Snow」の菜葉菜、「チワワちゃん」の寛一郎。監督は、「百合子、ダスヴィダーニヤ」の浜野佐知。

ストーリー

公務員の湯佐薫(寛一郎)は出張で、学生時代を過ごした地方都市にやってくる。そこで、20年前に下宿した月光荘の大家、川島雪子(吉行和子)が熱中症で孤独死したことを新聞記事で知る。薫の脳裏に、教養もあって文化的な香りを漂わせる老嬢の雪子と、肉親や職場の人間関係に屈折した感情を抱くテレフォンオペレーターの小野田(菜葉菜)という二人の女性の過剰な好意と親切に窒息しそうになった日々がよみがえる。大学生だった薫は、二人がサロンと呼ぶ部屋に招かれ、ご馳走責めとぽち袋のお小遣いの歓待を受ける。薫は二人の女性の欲望とエネルギーに底知れない恐怖を覚え、月光荘を逃げ出した。それから女性と付き合うのが苦手になり、今も独身で暮らしている薫は、月光荘を再び訪れようとしていた……。

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2019/5/22(水)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2019年
製作国
日本
配給
旦々舎
初公開日
2019年5月18日
上映時間
112分

[c]2019 株式会社旦々舎
[c]キネマ旬報社