虹晴:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
虹晴
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虹晴

1929年公開
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「炭坑」と同じくエル・ジー・リグピー氏が原作並に脚色し、レジノールド・パーカー氏が監督し、そしてアーネット・ミラー氏が撮影した映画である。主役を演ずるのは「愛に飢えて」「寝巻」のローレンス・グレイ氏と「アリゾナの快男児」「吃驚仰天」のドロシー・セバスチャン嬢との2人であるか、それを助けて「狂言成金」のサム・ハーディ氏、「炭坑」のハーヴェイ・クラーク氏、「鉄仮面」のジーノ・コラード氏、等が出演している。伴奏、並びに擬音を伴う発声映画である。

ストーリー

一攫千金を夢見る若人にとってアラスカは人生の登竜門ともいうべきものであった。ジム・ダルデー、そしてパット、この3人の若い放浪者も共にアラスカに希望を抱いて走った仲間であった。彼らはアラスカにつくとゴースト町で採掘に従事することとなった。ところがこの町にはダービーを頭とする腹黒い一団がいて、無智な人々の投機心を煽ったり外来の旅人を捕らえて石屑しか出ない山を指して金鉱脈があると称してその金を奪ったりしていた。彼はローラという貧しい女を引取って育てていたがそれも女を元手にして一儲けしようという量見からに外ならなかった。ある日、ジムは泥酔者のために危害を受けようとしているローラを救った。ジムを恋するようになったローラは、ジムの身を心配し、目下ジムが探屈している山は、例のダービーが一儲けに使っているいかさまなものであることを告げた。怒ったジムはダービーを襲った。しかしその時はダービーが己が手下で裏切者であるスラッグを射殺し、ローラを誘拐して砂漠へ逃走した後だった。ジム、ダルデー、パットの3人は脱れるダービーの跡を追いかけた。パットの放った弾はダービーを仆した。馬上から落ちた彼は砂漠の土を握って悶絶した。その土塊というのが実に砂金であった。ジムは勢を得て発掘に従事した。ジムとその仲間とは恋と金と名を握ってアラスカを後にしたのであった。

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作品データ

原題
The Rainbow
製作年
1929年
製作国
アメリカ
初公開日
1929年
製作会社
ティファニー・スタール映画


[c]キネマ旬報社