偽者紳士:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
偽者紳士
偽者紳士
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偽者紳士

1934年公開
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「無限の青空」「彼女の男」のジェームズ・キャグニーと札つき女」「化石の森」のベティ・デイヴィスが主演する映画で、レヤード・ドイルとレイ・ナザロとが共同執筆し、バートラム・ミルハウザーが脚色し、「進め龍騎兵」「黒地獄」のマイケル・カーティスが監督に当たり、「ブラウンの爆裂珍艦隊」のアイラ・モーガンが撮影した。助演者は「スウィート・ミュージック」のアリス・ホワイト、「札つき女」のアレン・ジェンキンス及びメイヨ・メソット、「ケンネル殺人事件」のアーサー・ホール、「五十六番街の家」のフィリップ・リード、「ダンテの地獄篇(1935)」のアラン・ダインハート等。

ストーリー

ジミイは、金持が死ぬと行方不明の相続人を探して来ては金にする一種の詐欺師で、そのためには相続人を作るくらいは平気である。ジェームズ・J・ウォリンガムも同じ仕事をしているが、表面は正直を装っている。ジミイの許で働いていたジョーンは彼を愛しているのだが、不正に愛想を尽かしそこを辞めてウォリンガムに雇われた。彼は正道を歩いていると信じたからである。ジミイもウォリンガムも死体収容所や病院の係員を買収し、急死者があれば早速通知して貰った。ある時病院で死んだ金持ちの老婦人があった。ウォリンガムは老婦人に甥がいるが死んでいるらしいので、その甥の娘を探し遺産は自分の物だとほくそ笑んだ。ところがジミイは甥は通称ジョーといって当局の探している殺人犯であることを知り、彼を自分のアパートに連れて来る一方、彼に殺された男の愛人で犯行を知る唯一の証人であるグラディスを呼び、遺産目当てに彼と結婚するように説得した。二人を結婚させた後でジミイはジョーを警官に引渡す。唯一の証人グラディスが妻になっているので、ジョーはジミイの計画通り、証拠不充分で釈放される。ジミイは更に次の計画を進め小切手をウォリンガムに渡し、ジョーの娘に渡してくれと頼む。これはジョーンの前をつくろって彼女の愛を得たいためである。ウォリンガムは小切手が有効なことを銀行で確かめると、その晩の船で外国へ逃亡しようとする。そこでジミイはウォリンガムの名でジョーンを船へ呼び、彼の素性を暴いた上、小切手を取戻し、ジョーの娘に送る風を装い子分に銀行へ預金させる。すっかり信じ込んだジョーンは船中でジミイと結婚式を挙げ、そのまま新婚旅行の旅へ出た。

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作品データ

原題
Jimmy the Gent
製作年
1934年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー支社
初公開日
1934年
製作会社
ワーナー・ブラサース映画


[c]キネマ旬報社