ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん|MOVIE WALKER PRESS
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん

2019年9月6日公開,81分
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『TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)2016』でグランプリを受賞した、フランスとデンマーク合作による2Dアニメ。19世紀後半のロシアを舞台に、北極探検船の艦長である祖父を追って、サンクトペテルブルクから極北を目指す少女サーシャの冒険を映し出す。監督は、本作が初長編となるフランス出身のレミ・シャイエ。主人公サーシャの声を「偉大なるマルグリット」のクリスタ・テレが担当する。

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ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

19世紀ロシアのサンクトペテルブルグ。14才の貴族の子女サーシャ(声:クリスタ・テレ)は、1年前に北極航路の探検に出たきり帰ってこない大好きな祖父を心配していた。捜索船は出たものの未だ行方が分からない。祖父と家族の名誉は失われ、祖父の名を冠する予定だった科学アカデミーの図書館の開館も危ぶまれている。ロシア高官の父はなんとかローマ大使の道を模索するが、そのためには社交界にデビューする娘が皇帝の甥っ子に気に入られるしかないと考えている。そんななか、サーシャは祖父の部屋から航路のメモを見つけるが、それは捜索船がたどったものとは異なる事に気付く。サーシャは舞踏会の場で、再び捜索船を出して欲しいと王子に懇願するが受け入れられない。結局、王子の不興を買い、父からの叱責を受けたサーシャは自ら祖父の居場所を突き止めようと旅立つことを決意。祖父との再会を願うサーシャだったが、それが叶わなくとも遭難した艦船ダバイ号の発見、そして何よりも真実を突き止めるための旅であった。なんとか港までたどり着き、北方行きの商船ノルゲ号に乗せてもらおうと船長の弟に話しを持ち掛けるが、手違いもありサーシャは港に取り残されてしまう。食堂の女主人オルガの協力によって、住み込みで調理や給仕といった未経験の仕事をしながら船の帰港を待つサーシャ。やがて、ようやく船に乗り込んだサーシャであったが、船乗りの経験も無く、しかも女性である彼女には想像を絶する困難が待ち受けていた……。

作品データ

原題
TOUT EN HAUT DU MONDE
映倫区分
G
製作年
2015年
製作国
フランス=デンマーク
配給
リスキット=太秦
上映時間
81分

[c]2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRANCE 3 CINEMA / NORLUM [c]2015 SACREBLEU PRODUCTIONS [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    コージィ

    5.0
    2019/9/8

    かつての東映動画や日本アニメーションから失われた、少年少女の冒険譚「漫画映画」であり、旅における少女の成長譚であり。
    まだ同時に、女性の自立を描いた作品であり。

    わんぱく王子、ホルス、三千里、ペリーヌ、未来少年コナン、かぐや姫など、高畑宮崎のテイストが受け継がれたような純粋さ。シンプルさ。

    鮮やかな色彩と、繊細な表現で綴られた、実に夢溢れるアニメーションの面白さが詰まった、宝物みたいな作品でした。

    観終わってすぐは満足しすぎて、「すごーい」「きれーい」「面白い」と、語彙を失った感じになりました。

    控え目に言って最高でした。

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  • rikoriko2255

    regency

    5.0
    2019/9/6

    あらすじも単純明快、作画方法もキャラの輪郭線を描かずに背景もベタ塗りと、何もかもシンプル。
    ところがそのシンプルさがプラスに働いた、まさに「シンプル・イズ・ベスト」。
    豪雪や氷河といった“白”表現もキレイに見えるマジック。
    そして主人公サーシャを筆頭に、作画的には動いていないのに活き活きとしたキャラ造形。
    時おりハラリと垂れるサーシャの髪も、“活きて”いる。
    サーシャの行動は一見無謀に思えるかもしれないが、原動力が祖父の名誉回復のためというあたりが、一族を重んじるロシア人気質なのかも。

    サーシャと『アヴリルと奇妙な世界』の主人公アヴリルは、2019年の主演女優賞候補。

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