渡るべき多くの河:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
渡るべき多くの河
渡るべき多くの河
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渡るべき多くの河

1956年1月2日公開、西部劇
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「掠奪された七人の花嫁」のジャック・カミングスが製作した1798年頃のケンタッキー州を舞台とした西部劇。監督は「悪徳警官」のロイ・ローランド。スティーヴ・フレージーの原作からハリー・ブロウンとガイ・トロスパーが共同脚色した。音楽はシリル・J・モックリッジ、撮影はジョン・サイツが担当した。主な出演者は「王家の谷」で共演したロバート・テイラーとエレノア・パーカー始めヴィクター・マクラグレン、「掠奪された7人の花嫁」のジェフ・リチャーズとラス・タンブリン、ジェームズ・アーネスなど。イーストマン・カラーによる1955年作品。

ストーリー

1790年代のケンタッキー。勇敢な開拓者ブッシュロッド・ジェン トリー(ロバート・テイラー)はショウニー族インディアンに襲われた娘を助けたがその許婚と悶着を起こして逃げ出した。だが途中で執念深いショウニー族に包囲されあわや虐殺と思われた時、獵師姿の山猫娘で“稲妻”という仇名のマリー・チャーン(エレノア・パーカー)に救われ、彼女の父カドマス(ヴィクター・マクラグレン)の家に赴いた。そこには4人の息子や娘のお守り役のインディアンもいて親切にブッシュロッドの傷を手当てしてくれた。マリーの恋情やその許婚の乱暴者ルークの嫉妬も彼にとっては迷惑なだけでしばしば脱出を計ったが果さなかった。しかし乱暴者ルークと対決して彼を叩きのめし、村の定例行事である射撃競技にもカドマスに力をかして優勝させるなど、尊敬を集め、ある日ついに巡回牧師の前で正式にマリーとの結婚話がもち出された。格闘に勝ったら自由にしてやるというカドマスの言葉にブッシュロッドは勇躍して息子のフレモンド(ジェフ・リチャーズ)、末っ子のシィールズ(ラス・タンブリン)はじめ4人兄弟を皆なぐり倒してしまったがカドマスの一撃にK・Oされ、渋渋結婚させられてしまった。隙をみて逃げ出したブッシュロッドはとある集落で居酒屋の亭主と又もや悶着を起こし留置場にほうり込まれ、あとを追ってきたマリーに救われた。だがインディアンを追うエザ・ハミルトン(ジェームズ・アーネス)の一行に加った彼にマリーはルークの元へ帰ると別れを告げた。幾日か後、子供を看病するエザの姿をみてマリーへのハッキリした愛情を覚えたブッシュロッドは元きた道を引き返したがマリーはショウニー族に追われていた。やっと追いついたブッシュロイドは激闘の末ショウニー族の頭目を倒しマリーの手を固くにぎりしめた。

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作品データ

原題
Many Rivers to Cross
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1956年1月2日
製作会社
MGM映画
ジャンル
西部劇


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