いつくしみふかき:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
いつくしみふかき
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いつくしみふかき

2020年6月19日公開、107分
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ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019ゆうばりファンタランド大賞(観客賞)を受賞した人間ドラマ。出生時に父・広志が盗みを働き悪魔の子と言われる進一が教会に駆け込んだところ、同じ教会に身を寄せた広志と互いに親子と知らずに共同生活を始める。劇団チキンハート主宰・遠山雄が知人の実体験の映画化を企画、知人をモデルにした息子の進一を演じている。また、バイプレイヤーとして数々の作品に出演する渡辺いっけいが映画初主演。監督は、初監督短編「ほるもん」が2011年度ショートショートフィルムフェスティバルNEOJAPAN部門に選出され、劇団チキンハート、大山劇団の作・演出家を務める大山晃一郎。第5回新人監督映画祭観客賞、第5回富士湖畔の映画祭作品賞・監督賞・最優秀助演俳優賞ほか多数の映画祭で受賞。

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ストーリー

加代子(平栗あつみ)が出産に臨んでいるその最中に、夫の広志(渡辺いっけい)は加代子の実家に盗みに入っていた。最初から騙すつもりだったのだろうと銃を構えられていたところを牧師・源一郎(金田明夫)が制し、広志は悪魔として村から追い出される。この騒動の時に生まれた進一は、見慣れないものを持っているだけで盗んだのではと母・加代子に猜疑の目を向けられ、父親は触れてはいけない存在として育っていった。騒動から30年後、進一(遠山雄)は母親に甘やかされ、母親が見つけてくる仕事も続かず、一人では何もできない男になっていた。一方その頃父・広志は、舎弟を引き連れ、人を騙して金を巻き上げていた。ある日、村で連続空き巣事件が発生。母を始めとする村人たちは悪魔の子である進一の犯行に違いないと決めつけ、村から追い出そうとし、進一は牧師のいる教会に駆け込む。ある日、また事件を起こした広志が牧師に金を借りに来る。そんな広志に牧師は、しばらくうちに来たらどうかと提案。牧師は進一のことを金持ちの息子だと嘘をつき、互いに実の親子だと知らないまま進一と広志の共同生活が始まる。

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予告編

2020/1/31(金)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
日本
配給
渋谷プロダクション
初公開日
2020年6月19日
上映時間
107分


[c]キネマ旬報社