灰色の地平線:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
灰色の地平線
灰色の地平線
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灰色の地平線

1919年公開
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クリッフィード・ホワード氏原作の悲劇で、早川雪洲氏の主演である。対手は「ローンウルフの娘」に出演したバートラム・グラスビー氏と、ダグラス君の対手を長くして居たアイリーン・パーシー嬢で、青木鶴子嬢も顔を見せる。「桜の光」「黄金の寺院」等を作ったウィリアム・ウォーシントン氏の監督である。

ストーリー

日本の美術家矢野はその妹春子が米国の青年ジョン・ファースマンと結婚したが、惨酷にも見棄てられたのを憤って、ジョンを手に掛け妹の恨みを晴した。ジョンの後妻のドリスは、夫を殺した男とは知る由もなく、矢野に夫の肖像画を依頼する。矢野も始めはドリスがジョンの後妻とは知らなかったが、之を知って運命の暗い影に戦うのであった。肖像が出来上った時、ジョンの冷かな笑みを見て、一度消えた怒りの炎は再び燃え上って、矢野は矢庭にその肖像を切り破る。そして予て私かに愛して居たドリスの前に総ての事情を告白した。然し彼はジョンを立派な男と信じて居る彼女に、ジョンが自分の妹に恥辱を与えた事だけは黙って居た。

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作品データ

原題
The Gray Horizon
製作年
1919年
製作国
アメリカ
初公開日
1919年
製作会社
ロバートスン・コール映画


[c]キネマ旬報社