ハイディ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ハイディ
ハイディ
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ハイディ

1937年公開
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「軍使」に次ぐシャーリー・テンプル主演映画で、ヨハンナ・スピリ作の同名の少女小説を映画化したもの。脚色は「二国旗の下に」のウォルター・フェリスと「軍使」のジュリエン・ゼフスンとが協力し、監督は「15処女街」「海底の巨人」のアラン・ドワンが当り、撮影は「軍使」「テンプルちゃんの上海脱出」のアーサー・ミラーが任じた。助演者は「天晴れ着陸」「チロルの晩鐘」のジーン・ハーショルト、「死刑か無罪か」のアーサー・トリーチャー、「ショウボート(1936)」のヘレン・ウェストリー、「拾三番目の椅子(1937)」のトーマス・ベック「フランケンシュタイン(1931)」のポーリン・ムーア、「新天地」のメアリー・ナッシュ、「この三人」のマーシャ・メイ・ジョーンズ「女罠」のシドニー・ブラックマー、「逢瀬いま一度」のマディー・クリスチャン等の面々である。

ストーリー

アルプスの麓にあるドイツの小さな村へ、幼いハイディは叔母のデートに連れられて未だ見ぬお祖父さんクラマーを訪ねた。ハイディの父親がクラマーに反対して結婚したので、それ以来はこの山小舎に引きこもり近所の人とも交際しなかった。最近ハイディの両親が死んだので、叔母は足手まといの彼女をお祖父さんのところへ届けたのだった。彼女の無邪気な挙動は次第にクラマーの心を和げ、いつか彼は教会へも行き近所の人とも口を利くようになった。ある日お祖父さんが山へ出掛けた留守に、デート叔母さんが来てハイディをフランクフルト市の富豪ゼーゼマン家へ連れていった。同家には足の悪い娘クララがいるので彼女はその遊び相手に選ばれたのだが、独身のゼーゼマン氏の夫人になろうという野望を持った家庭教師ロッテンマイヤーのためにいつもいじめられた。しかし召使頭のアンドリウスが常にハイディをかばってくれたし、クララも彼女とは仲良しで、その上彼女と遊んでいるうちに次第に元気になり、少しづつ歩けるようになって来た。その頃クラマーお祖父さんは、ハイディを求めてアルプスから遥々とこの辺りまでたどりついた。ハイディもまたお祖父さんの許へ帰りたがった。それを知ったロッテンマイヤーは、ある夜更けに彼女をお祖父さんの許へ連れて行くと称して連れ出すと、かねて示し合わせたジプシーの群れに売飛ばそうとした。ちょうどその時クラマーはハイディを求めてそこへ通りかかった。何日ぶりの邂逅であろう。2人は抱き合ってうれし涙にくれた。この事件は警察へ持出され、ロッテンマイヤーはゼーゼマン家から解雇されハイディとお祖父さんは同家に引取られた上、彼女はゼーゼマンの養女になった。そして一同は打揃ってアルプスの山小舎を訪れ、山の空気とハイディの看護によって、クララの足も目出たく全治した。

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作品データ

原題
Heidi
製作年
1937年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1937年
製作会社
20世紀フォックス映画


[c]キネマ旬報社