八月の鯨(ニュープリント版)|MOVIE WALKER PRESS
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八月の鯨(ニュープリント版)

2013年2月16日公開,91分
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小さな島のサマー・ハウスで夏を送る老姉妹のささやかな日常生活を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはシェップ・ゴードン、製作はキャロライン・ファイファー、マイク・キャプラン、監督はリンゼイ・アンダーソン、脚本はデイヴィツド・ベリー、撮影はマイク・ファッシュ、音楽はアラン・ブライスが担当。出演はベティー・デイヴィス、「ハンボーン」のリリアン・ギッシュ、ヴィンセント・プライスほか。87年カンヌ国際映画祭特別賞(リリアン・ギッシュ)、87年全米映画批評家委員会賞最優秀女優賞。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

サラ(リリアン・ギッシュ)とリビー(ベティ・デイヴィース)の姉妹は60年来、夏ごとにメイン川の小さな島にあるサラの別荘にやって来る。そこの入江には8月になると鯨が来る。少女の頃、彼女たちはよく鯨を見に駆けていったものだった。しかし、それも遠い昔のことになった。リビーは、第1次世界大戦でサラの若い夫が死んだ時、彼女の面倒をみた。しかしリビーは病のため目が不自由になり、今度はサラが2人の人生の責任を持つようになる。リビーはわがままになり、言葉にとげを持つようになっていた。他人に依存しなければ生きてゆけない自分に腹を立てていた。彼女たちの家には、幼馴染みのティシャ(アン・サザーン)や修理工のヨシュア(ハリー・ケイリー・ジュニア)、近くに住むロシア移民のマラノフ氏(ヴィンセント・プライス)らが訪ねてくるがリビーは無関心を装う。ある日、サラはマラノフ氏を夕食に招待した。リビーとのいさかいで、料理はちょっと失敗だったが、お互いの昔話に2人は時がたつのを忘れた。だがマラノフ氏は、リビーのとげのある言葉に傷ついて腰をあげる。サラは姉のことを詫び、「貴方は1人かも知れないけれど、自由でうらやましいわ」と言うと、貴方はロマンチストだと笑って、マラノフ氏は帰っていった。リビーは何よりもサラが去って一人ぼっちになることを恐れていたのだ。やがて彼女はヨシュアが勧めていた、大きな窓を別荘の居間の壁に取り付けることを認めることで自分の思いをサラに届けようとした。そして再び鯨を見ることを夢見ながらの彼女たちの暮らしは続いていった…。

作品データ

原題
The Whales of August
映倫区分
G
製作年
1987年
製作国
アメリカ
配給
ヘラルド・エース=日本ヘラルド
上映時間
91分

[c]1988 Alive Films,Inc.and Orion Pictures Corporation.All Right Reserved. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    矢口渡

    3.0
    2013/12/22

    2人の、老姉妹の日常の話。「どの戦争?」といった会話も、時間の緩やかな流れを感じる。そんな2人の周りには、年寄りばかりで、退屈な映画。だが、その退屈感が自然描写とともに、ゆったりした気分にしてくれる。
    最近のジェットコースター映画と違い、こんな映画もたまにはいいな。
    役者さんは、90歳だそうですが、いやこれがまたいい。作り込まれた演技。さすがの名女優。年を取ることは、いやなことではない。
    自然の素晴らしさも映画のポイント。ある面では、極上の生活を見た。羨ましいぐらいの贅沢生活。幸せは、物質ではない。

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