ペイン・アンド・グローリー|MOVIE WALKER PRESS
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ペイン・アンド・グローリー

2020年6月19日公開,113分
R15+
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アントニオ・バンデラスが、第72回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督作。孤独の中に深く潜り込む映画監督サルバドール。現実と回想を行き来しながら過去の痛みとの再会を経て、もう一度生きる力を呼び覚まそうとするのだが……。共演は「誰もがそれを知っている」のペネロペ・クルス、『あなたのママになるために』のアシエル・エチェアンディア、「人生スイッチ」のレオナルド・スバラーニャ。

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ペイン・アンド・グローリー

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

脊椎の痛みから創作意欲も果て、生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)。心も体も疲れ果て、引退同然の毎日を過ごすなか、サルバドールは自身の記憶をたどっていく……。子供時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みは、サルバドールの中に今も消えることなく残っていた。そんな折、32年前に撮影し、長らく封印されていた作品の上映依頼が彼のもとに届く。思わぬ再会が心を閉ざしていたサルバドールを過去へと翻らせ、彼の心にもう一度生きる力を呼び覚ましてゆく……。

作品データ

原題
Dolory Gloria
映倫区分
R15+
製作年
2019年
製作国
スペイン
配給
キノフィルムズ=木下グループ
上映時間
113分

[c]El Deseo. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2020/7/5

    今更ながらP.アルモドバル監督の感性は豊かすぎる。サルバトールの家の内装や太陽の陽によって白く輝く彼が幼少期に過ごした洞窟の家(こんなところに住めるとは!現在も!)色彩の洪水とは言わないが映像に大きな影響を与えているのはたしか。

    監督の自叙伝的な映画。自己陶酔的な空気になっているのも否めないが。
    人生の中で出会った人々が彼の人生に大きな影響を与えている。あくまで話はフィクションだが自分を成形した人たちに感謝しているようにも伝わる。
    監督の初期の作品からかかわる、今回登場する役者たちも、もちろんである。

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  • rikoriko2255

    ma!

    4.0
    2020/6/28

    静かな映画。
    過去に囚われて燻っている主人公が、それらと和解して暗闇から抜け出すストーリーが心地よい。
    過去の情景は現在とは対象的で、白い壁や川の水面が太陽に照らされてとても明るく表現されていた。そんな中に在るペネロペ・クルスの美しさよ…

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  • rikoriko2255

    コージィ

    3.0
    2020/6/25

    歳を取って、健康を損ねた自分には、つらいくらい染みる作品。

    一番やりたい仕事が老化や病気、痛みで何もできない悔しさとか。
    心残りはないと自棄な強い言葉で反発しながらも、死ぬかもしれない病気であることを知るのが怖くて病院に行けないとか。
    過去の自分を超えられない惨めさとか。
    それでも、仕事(脚本を書く)を辞めたくないと悩み、心身不安定で不眠症になっていくので薬が増えるとか。
    ことごとく身に覚えのある事象が展開して、面白いけどつらい。
    つらいけど面白い。
    逃げ場のない劇場だから最後まで観られたけど、自宅なら間違いなく10分以内に再生を止めます。

    あと、(逆に年齢というより、健康が大きなファクターですが)若くて健康な人が本作を観ても、「またホモ(LGBT)のヤク中ネタかよ」「共感できず、つまんない」とばっさり斬られて終わりだと思います。

    繊細な老監督の役を、アントニオ・バンデラスが熱演。
    多分、本作の監督の自伝的要素も入っているのではないか、と思うくらいに、生々しい表現があちこちに。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2020/6/22

    最初の長閑な洗濯シーン、素敵だった。
    あの太陽に溢れた生活から、窮屈な洞窟生活は屈辱だっただろう。
    ・・はた目には凄く奇異で魅力的だけど。
    白壁と艶やかな色彩が魅力的。
    スペインらしい。

    名も無き画家の青年が幼いサルバドールを描いた絵が、素材も含めて凄く秀逸で。
    美術的センスが凄く好みな映画。

    母を失い、身体のあちこちにガタがきて、生き辛い日々を送るサルバドールが、堕ちながらも踏みとどまって進み出す。
    勿論、才能が有るから、作品で人々の与えたものが有るからこそ、周囲に助けられるのだろう。

    訳有りの俳優が作品に出会って役に対して行く姿も良いなぁ。
    一人芝居の出来がまた素晴らしくて、映画自体を高尚にしていたように感じた。

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