花嫁凱旋:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
花嫁凱旋
花嫁凱旋
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花嫁凱旋

1936年公開
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「ショウ・ボート(1936)」「愛と光」のアイリーン・ダンが主演する映画で、メアリー・マッカーシーの原作を「意気な紐育っ子」のシドニー・バックマンが脚色し、「地獄への挑戦」「噫無情」のリチャードボレスラウスキーが監督に当たり、「意気な紐育っ子」のジョセフ・ウォーカーが撮影したもの。助演者は「Gウーマン」のメルヴィン・ダグラスを始め、「マンハッタン夜話」のトーマス・ミッチェル、「さらば海軍兵学校」のロザリンド・キース、「罪と罰」のサーストン・ホール及びエリザベス・リスドン、「噫初恋」のスプリング・バイントン、「片道切符」のナナ・ブライヤント等である。

ストーリー

シオドラ・リンはリンフィールドの建設者の世継ぎの娘である。老嬢の伯母、メエリイとエルジーとはいつもシオドラの行状を監視していた。シオドラはキャロリイン・アダムスの名で小説「罪人」を書き、リンフィールド・ビューグル紙上に発表した。リンフィールドの町は湧き返った。メリー、エルジーの2人は音頭取りでこんなけしからん小説を載せるとは何だ、と新聞社を攻撃した。面食らったシオドラは「罪人」を短行本にして発売するニューヨークの出版商スチヴンスンの許へ赴き、本名の発表を控えてくれと頼む。そこで彼女の本の挿画を描いた画伯マイケル・グラントと会った。ところが驚いたことには帰宅するとグラントが門前で彼女を待っていた。庭師に雇ってくれと言うのである。伯母たちは反対したがシオドラは雇った。日曜日に2人は魚釣りに行き、町人に見られた。その結果、グラントは伯母たちにクビを言い渡される。シオドラは怒って、グラントと結婚する、と啖呵を切った。翌日シオドラはグラントを追ってニューヨークー赴き、彼のアパートを訪れると、そこにはグラントの妻リオナが居た。グラント夫妻は5年間別居しているのだが、親たちが家名に傷がつくといって離婚に反対するというのだ。シオドラは破れかぶれで、グラントのアパートに引っ越して来る。グラントはやむなく出たが、それを知らぬ新聞記者は得たりと、桃色記事にする。そこで、たまり兼ねてグラントの妻は離婚訴訟を起こした。目的を達したシオドラはリンフィールドへ凱旋する。ところが、停車場に降り立った彼女は赤ん坊を抱いていた。これにはグラントもいささかタジタジとなったが、その赤ん坊はニューヨークへお産しに行っていたシオドラの友人アデレイド・ペリィの子だったのである。と説明してシオドラはもう乱暴な振る舞いはしないと誓うのであった。

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作品データ

原題
Theod Goes Wild
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
コロンビア
初公開日
1936年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社