粋な殿様:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
粋な殿様
粋な殿様
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粋な殿様

1926年公開
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マックス・ブロディー、フランツ・マルトス合作の匂牙利舞台劇「シビル」を基としてハンス・クレーリーがコンスタンス・タルマッジのために書き下ろした台本により「亭主教育」「桃色の夜は更けて」等と同じくシドニー・A・フランクリンが監督しコンスタンス・テルマッジが主演した喜劇で、相手役は渡米後「バット」に出演したイタリア俳優チュリオ・カルミナチが勤め、エドワード・マーティンデル、チェスター・コンクリン、ローズ・ディオン、ローレンス・グラント等が重要な役を演じている。

ストーリー

アメリカのダンサーのマリアン・ダンカンは露国巡業に来て素晴らしい賞賛を博した。そして年若い中尉のウラジミル・オルロフと婚約を結んだ。そのためにマリアンに懸想しているアレキサンドロウィヴィッチ大公爵はオルロフ中尉を嫉視すること甚だしく其の地位は危険に瀕した。とは知らぬマリアンは大公爵の贈物を突き戻し遠慮なく大公爵に肝鉄砲を食わせた。大公爵は嚇怒して己が恋の邪魔オルロフ中尉を無法にも監禁せしめた。マリアンは突如他市に赴いた。そうすれば彼女は中尉を袖にするものと大公爵が思って中尉を放免するに違いないとマリアンは考えていたのだった。ところがオルロフ中尉は脱走して彼女の後を追って来た。一方大公爵はその市の連隊を検閲に行くという口実の下にやって来る。また大公爵夫人のオルガ・ペトロヴナも嫉妬心から夫の後を追った。マリアンは到着すると同時にオルロフ中尉を発見して驚いた。更に以外にも彼女と中尉とは大公爵夫人とその侍従と思い違えられ、市の連隊の将校連は歓迎の宴会を催した。そこへ到着した大公爵は夫人も来ていると聞いて驚いたが、覚悟を決めて行って見ると大公爵夫人実はマリアンだった。しかし彼は知らぬ振りをして宴会の済むのを待ち、マリアンと手を携えて彼女のホテルに赴いた。ホテルにはオルロフ中尉が隠れていたので大騒ぎになる筈のところへ、本物の大公爵夫人オルガがマリアンを訪ねて来た。大公爵は時利あらずと見てマリアンとオルロフ中尉との仲を取り持つ様子を示した。そして飛んだ数蛇で大公爵は二人の恋人を結婚させてやらねばならぬ破目となったのである。

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作品データ

原題
The Duchess of Buffalo
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
ファースト・ナショナル社
初公開日
1926年
製作会社
ファースト・ナショナル映画


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