花嫁は紅衣装:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
花嫁は紅衣装
花嫁は紅衣装
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花嫁は紅衣装

1937年公開
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「豪華一代娘」「真珠と未亡人」のジョーン・クローフォードが主演する映画でフェレンク・モルナール作戯曲を「大地」のテス・スレシンガーがブラッドバリー・フートと協力脚色し「クレイグの妻」「女優ナナ」のドロシー・アーズナーが監督し、「豪華一代娘」のジョージ・フォルシーが撮影したもの。助演者は「豪華一代娘」「戦友」のフランチョット・トーン、「パリで逢った男」「仇敵」のロバート・ヤング、「クレイグの妻」のビリー・バーク、「嵐の三色旗」のレジナルド・オーウェン、新顔のリン・カーバー、「サラトガ」のジョージ・ザッコ、「永遠に愛せよ」のディッキー・ムーア等である。

ストーリー

アーマリア伯爵と友人のルディはトリエストの倶楽部で楽しい一夕を過ごした後、伯爵は「人間は平等なり」という彼の処世観に従って付近の怪しげなキャバレーに現れた。そして彼は酒に酔ったあげく、そこの歌い手であるアニイに衣服を買って与えたうえ、トレノの遊覧地に遊ばせてやると言ったので、上流の生活に憧れていたアニイは夢かとばかり喜んだ。トレノに到着した彼女は、ホテルへ行く道がわからないでいるとき、偶然出会ったその町の電信技手ジュリオに案内してもらった。ホテルへは伯爵が彼女を上流婦人として電報で紹介してあったので、下へも置かぬ歓待を受け、彼女も貴婦人を気取って得意満面になっていた。そこにはルディが彼の許婚マデレーナや友人たちと一緒に滞在していたが、ルディは彼女を一目見てひきつけられた。アニイは好機逸すべからずと、ルディの愛をマデレーナから引き離して、あわよくば彼と結婚して上流の生活に入りたいと考えた。一方ジュリオもアニイを愛するようになったが、貧しい生活をしているかれはただ遠くから眺めているばかりだった。。しかしアニイも貧しい生まれの彼が立派な紳士であることを知って好意を持ってはいたけれど、ナンとしても金持ちの生活をしたい野望をたちきることはできなかった。そのうちにうと彼女の素性を疑った者がいて伯爵に電報で問い合せた。電信技手のジュリオはそれらによって、すべてアニイの身分や境遇を知ったが、それと知った彼女はわざわざジュリオを訪れてその電報渡さないでくれと頼むのだった。こうして時がたつにつれて、ルディの彼女に対する愛はますます強くなるばかりだった。そして彼はついに友人やマデレーナの前でアニイへの愛を告白し、二人は結婚することを宣言した。二人がロカルノに出発して結婚式を挙げるという前の晩、アニイは昔の友人でいまは彼女の下女になっているマリアの忠告を忘れ、日頃の望みであった彼女の大好きな真紅の衣装を着て一同の目に現れたので、はしなくもそのことから彼女の前身が暴露されるにいたった。折角の幸運を取り逃したアニイはしおしおとホテルを出ていった。するとそこには頬笑みながらジュリオが待っていた。

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作品データ

原題
The Bride Wore Red
製作年
1937年
製作国
アメリカ
初公開日
1937年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社