なぜ君は総理大臣になれないのか|MOVIE WALKER PRESS
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なぜ君は総理大臣になれないのか

2020年6月13日公開,116分
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「園子温という生きもの」の大島新が衆議院議員・小川淳也を17年間撮影したドキュメンタリー。2019年の国会で統計不正を質し、注目された小川は、2003年、民主党から初出馬した。その無私の姿勢に惹かれた大島は、事あるごとにカメラを向けてきた。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

2019年の国会で統計不正を質し、SNSで注目を集めた衆議院議員・小川淳也、49歳。彼が32歳だった2003年10月10日、衆議院解散の日、民主党から初出馬する小川にカメラを向けると、「国民のためという思いなら誰にも負けない自信がある」と真っすぐに語った。2005年に初当選し、2009年に政権交代を果たすと「日本の政治は変わります。自分たちが変えます」と語り、リベラル・保守双方の論客から、見どころのある若手政治家と期待されていた。しかし、いくら気高い政治思想があっても、党利党益に貢献しないと出世できず、選挙区当選でなければ発言権も弱い。小川の地元である香川1区の対抗馬は、地元有力メディアである四国新聞や西日本放送のオーナー一族で、強固な地盤を持つ自民党の平井卓也だった。そのため、惜敗しては敗者復活の比例当選を繰り返してきた小川は、権力への欲望が足りず、家族からも政治家に向いていないと思われていた。2012年からの安倍政権下では我慢を強いられ、2017年の総選挙では、希望の党への合流を決断した前原誠司の最側近として翻弄されていく。小池百合子代表への不信感から無所属での出馬を検討するが、前原や地元の盟友・玉木雄一郎への仁義というジレンマを抱え、苦悩は深まる。背水の陣の選挙戦に、小川はどう挑むのか……。

キャスト

作品データ

映倫区分
G
製作年
2020年
製作国
日本
配給
ネツゲン
上映時間
116分

[c]ネツゲン [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    とし

    4.0
    2021/6/27

    2021年6月27日
    映画 #なぜ君は総理大臣になれないのか (2020年)鑑賞

    立憲民主党議員で、安倍長期政権下でも地道に選挙・政治活動を続けてきた #小川淳也 議員を追ったドキュメンタリー映画

    どこまでも信念をもって政治活動を続けている姿は美しいなと思いました

    支え続ける家族を見ても人柄がわかる

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  • rikoriko2255

    とりころーる

    5.0
    2020/7/15

    現職の国会議員を取材したものだけに、見ようか見まいか迷った。真っ直ぐな人柄がよく伝わってきた。昔の言葉で言えば、井戸塀政治家。財産を残さず、国民のために尽くす政治家。ただ、この腐朽官僚制国家には彼のような人格者はもったいない。もっとその高潔な人格を活かせる場があるだろうと思う。

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  • rikoriko2255

    コージィ

    4.0
    2020/6/19

    香川県の小川淳也議員に17年張り付いた作品。
    ドキュメンタリー映画としては、秀逸で面白い。
    政策にスポットを当てていないので、内容の是非は分かりにくいですし、決して小川氏の応援映画というわけではありません。

    けれども、小川氏を通して見えてくる、与野党を問わず日本の政党政治が根っこまで腐っていて、「国民の声」は国会にも霞が関にも届かない現状を再認識させられて、改めて絶望感。

    国政よりも党利優先の党幹部、新聞社オーナー一族の自民議員のやり口、老人政治家たちの危機感のない国民と乖離した感覚、離散集合を繰り返す志なき野党、権勢欲で人を分断し切り捨てていく現都知事。

    また、小川氏は小選挙区で勝てず、比例代表で返り咲き当選ばかり。
    旧民主党→民進党→希望の党→現状、無所属(立憲会派)の身である小川氏が、総理になれないのは当たり前とはいえ。
    誠実であればあるほど、「政治家に向いてないのではないか」と壁にぶつかり、党内での出世からは遠のいていく姿は哀れでした。
    一議員の志だけではただただ無力でしかなく、これって今後どんな人が出てきても、腐った世は変わらずに続いていくように映りました。

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