隼コーラン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
隼コーラン
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隼コーラン

1928年公開
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リチャード・ハーディング・デイヴィス氏の小説の映画化で、エリオット・J・クローソン氏が改作ならびに撮影台本を作成したのに基づき、「船に打ち乗り海原さして」を監督したエルマー・クリフトン氏が監督したものである。主役は「滑れケリー」「メリケン波止場」出演の小役ジュニアー・コーラン君で、「浮気は御法度」出演のハリソン・フォード氏、「ヴォルガの舟唄」「メリケン波止場」出演のエリノア・フェアー嬢が助演するほか、ウェード・ボトラー氏、イヴァン・レベデフ氏、等も出演。

ストーリー

一人ぼっちの孤児のガレアーは無二の友達たる犬のシェーンと共に壊れた自動車を家としていた。ある夜、シェーンが黒猫をみつけて追って行くのでその跡を追って行くと、ある金持ちの邸へ来てしまった。とガレアーは、4本指の男がこの家の主人をピストルで射殺しているのを目撃した。この強盗殺人事件をガレアーが警察に知らせに行くと、彼は顔なじみの新聞記者カラハンに出会わした。これが縁となって彼はカラハンの勤めている新聞社にボーイに雇われることとなった。やがて彼はカラハンの許婚者クラリッサとも近付きになる。クラリッサはかねがねカラハンが大酒を飲むのをひどく嫌っていた。カラハンはなおも犯人捜索をしていたが、彼はある日、探偵マクギンティと撲り合いしたり、編集者と喧嘩したりしたので、クラリッサは彼に愛想をつかして彼と別れようと決心した。その頃、ガレアーは町中で手袋をはめた男を見、それが犯人であることを知り、跡をつけて行った。が、この男もガレアーが己をつけるのを見てかえって彼を捕らえる。しかし、その時マクギンティが来合わせ、カラハンも来り、この男を捕まえようと争いを続ける。カラハンは犯人捕縛の報知を直ちに警察に届けんとして、殺人犯人が車中に横たわっているとは知らず、自動車を新聞社へと走らせた。そして車中において2人は大格闘を演じたが、車はついに新聞社に到着し、犯人は捕らえられた。かくてカラハンは面目を施し、クラリッサとの恋も復活した。そして、この事件の殊勲者ガレアーは人々からほめそやされた。

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作品データ

原題
Let'Er Go Gallegher
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
欧米映画社
初公開日
1928年
製作会社
パテ・ドミル映画


[c]キネマ旬報社