イグアナの夜:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
イグアナの夜
イグアナの夜
-

イグアナの夜

1964年8月28日公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

テネシー・ウィリアムズの戯曲を「秘密殺人計画書」のアンソニー・ヴェイラーと、ジョン・ヒューストンが脚色、「許されざる者(1960)」のジョン・ヒューストンが演出した人間探究のドラマ。撮影は「価値ある男」のガブリエル・フィゲロア、音楽は「暗黒の銃弾」のベンジャミン・フランケルが担当した。製作は「スージー・ウォンの世界」のレイ・スターク。出演は「クレオパトラ(1963)」のリチャード・バートン、「5月の7日間」のエヴァ・ガードナー、「回転」のデボラ・カー、「ロリータ」のスー・リオンほか。

配信で観る

ストーリー

メキシコ各地を、アメリカのミッション・カレッジの女教師10数名が夏休みの観光旅行を楽しんでいた。18歳の爆弾娘シャーロット(スー・リオン)が混っていたが、ある少年が彼女に熱をあげすぎるというので、母親が預けたのだ。ところが、こんどは彼女が旅行社のガイド、シャノン(リチャード・バートン)に熱をあげてしまった。牧師だったがスキャンダルから、僧衣を脱いで案内人になった男である。一行の監視役フェロウズ女史は、一夜2人が一室に閉じこもったことから、不行跡を旅行社へ報告して彼を馘にすると言い出した。シャノンは生活の根を絶たれることを恐れ、予定を独断で変更、彼女の友人が経営する不便な、土地の旅館へ、彼女らを案内した。だが、運悪く友人は死んでいた。主人にうまく話をつけてもらうつもりだったのだ。だが、一部始終を聞いた女主人のマキシン(エヴァ・ガードナー)は彼の味方をして、フェロウズに反撥した。そんなとき、女画家のハンナ(デボラ・カー)と、その祖父ノンノがやって来た。マキシンの努力にも拘らず、シャノンは旅行社を解雇された。これより先、シャーロットはシャノンに拒否されるとバスの運転手ハンク(ジェームズ・ウォード)と共鳴しはじめ、良い気になったハンクが案内役を気取って、グループを連れ、旅立った。シャノンは馘になって以来、心の平静を失っていたが、ハンナの親切で、徐々に平静さをとりもどしていった。ノンノが死んだ。平和な死だった。マキシンはシャノンを愛していたが、ハンナとの間にほのかな愛情と共感が流れ始めたのを知り、宿を2人に預けて旅に出る決心をした。だが、ハンナはマキシンが心からシャノンを必要としていることを悟り、1人、故郷への旅に発つのだった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
The Night of the Iguana
製作年
1964年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1964年8月28日
製作会社
セブン・アーツ・プロ映画


[c]キネマ旬報社