光に叛く者:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
光に叛く者
光に叛く者
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光に叛く者

1931年公開
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マーティン・フレーヴィン作の舞台劇を映画化したもので、「暁の偵察」の監督者はワード・ホークスが監督に当たっている。脚色は同じく「暁の偵察」のシートン・I・ミラーとフレッド・ニプロ・ジュニアとが共同担任し、カメラは「乗合馬車」のテディー・テヅラスと「赤熱の抱擁」のジェームズ・ウォン・ホウが受持っている。主演者は「戦争と貞操」「都会の世紀末」のウォルター・ヒューストンと「アメリカの悲劇」「女学生の日記」のフィリップス・ホームで、映画初出演のコンスタンス・カミングス、「恋愛放送局」のメアリー・ドーラン、「蝙蝠は囁く」のデウィット・ジェニングス、ポリス・カーロフ、アーサー・ホイト、エセル・ウェールスス、ジョン・シーハン等が助演している。

ストーリー

都の生活に馴れない20才の青年ロバート・グレアムは孤燭の寂寥が耐えがたく思われた。それで彼は一人の娘を誘ってカフェエに行き、踊り且つ飲んだ。その娘がある青年にひどく侮辱されたのを憤慨したロバートはその青年を殴り倒した。打ちどころが悪く相手は即死した。死んだ男は市の有力者の息子だった。地方検事ブレーディはロバートに同情したが法を曲げることは出来ず、ロバートは懲役10年に処せられた。それから6年後彼は苦役と不健康な監房生活に憔悴してしまった。検事をやめて丁度この刑務所の典獄になったブレーディはロバートの成績優秀なので、苦役の代わりに自動車運転手にしてやった。ロバートはやがてブレーディの娘メアリーに恋をするようになったが、現在の境遇を思えば打ち明ける勇気は勿論なかった。しかし二人の心と心はいつしか溶け合った、ロバートは近く減期釈放されることになっていたし彼は未来に輝かしい希望を持つようになった。当時囚人達は脱獄の陰謀を企んでいて、その計画が裏切者の為に発覚してしまった。囚人の間には掟があった。裏切者は死の制裁を与えられた。それを目撃したのがロバートだった。彼は犯人の名を言えと監手達に責められ、典獄に口説かれた。しかしロバートは囚人の掟を守った。そのために彼は土牢に入れられた。その時囚人は暴動を起こした。その騒ぎの中で裏切者を殺した下手人は瀕死の重傷を受け、臨終に自白した。ロバートは自由の身となった。そして父の典獄も何んなに満足したことか。

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作品データ

原題
The Climinal Code
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1931年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社