めぐみへの誓い:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
めぐみへの誓い
めぐみへの誓い
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めぐみへの誓い

2021年2月19日公開、102分、社会派/伝記
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北朝鮮に拉致された被害者の苦悩と闘いを、綿密な取材に基づき描くドラマ。1977年、13歳の横田めぐみは部活帰りに工作員の手により拉致される。めぐみは日本に帰れない現実を前に精神が破綻する一方、日本では両親や支援者が奪還に向け懸命に活動を続け……。原案は、2010年から劇団夜想会の自主公演としてスタートし、2014年から内閣府拉致対策本部の主催公演として入場無料で全国各地で公演が行われている舞台劇『めぐみへの誓い―奪還―』。舞台の脚本・演出を手がける野伏翔がメガホンを取った。クラウドファンディングなど5千人以上からの支援により完成。

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ストーリー

1977年11月15日、新潟の学校に通う13歳の横田めぐみが、バドミントン部の練習の帰り道に忽然と姿を消す。めぐみは拉致工作員の手により船底に閉じ込められ、助けを求めて泣き叫び、壁をかきむしって爪を剥がしてしまう。北朝鮮に着いた彼女は、朝鮮語を覚えたら日本に帰すとの工作員の言葉を信じ勉強に励むが、18歳になりその約束が嘘であることがわかり、日本に帰れないと知った彼女の精神は破綻していった。1970年代、日本各地で行方不明事件が多発。工作員のリーダー、シンガンシュンは様々な手を使い日本の若者を騙し北朝鮮に拉致していた。工作員たちにとって、スパイを防止する法律のない日本は楽な仕事場だった。1歳と3歳の幼子を残し拉致された22歳の田口八重子は、若い工作員キムヒョンヒの日本人化教育係に。二人は次第に姉妹のように心を通わせていくが、キムヒョンヒはその後大韓航空機爆破の実行犯となる。日本ではめぐみの両親が支援者たちと共に必死の署名活動を続けていた。平壌の915病院の精神病棟にいるめぐみは、ある夜、両親が自分を助けに来る夢を見る。強制収容所でめぐみとその両親、そして多くの囚人たちは、暴動を起こして脱走を図る。吹雪と火の粉が舞う中、警備隊の銃弾になぎ倒されてもめぐみと囚人たちは母・早紀江と父・滋の励ましに何度でも立ち上がり、日本を目指してひたすら歩き続け……。めぐみはこの夢を見てから、いつの日か必ず、との思いを胸に、この国で生き抜く新たな決意をする。

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本編映像

2021/2/19(金)更新

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作品データ

製作年
2020年
製作国
日本
配給
アティカス
初公開日
2021年2月19日
上映時間
102分
製作会社
映画「めぐみへの誓い」製作委員会
ジャンル
社会派伝記

[c]映画「めぐみへの誓い」製作委員会
[c]キネマ旬報社