バイオ・インフェルノ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
バイオ・インフェルノ
バイオ・インフェルノ
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バイオ・インフェルノ

1986年10月10日公開、ホラー/パニック
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遺伝子組みかえDNA(デオキシリボ核酸)技術工業化に通産省が踏み切り、バイオ時代が本格化したために今後起こるであろう細菌汚染アクシデントの恐怖を描く。製作はジム・ブルーム、エグゼクティヴ・プロデューサー・脚本はマシュー・ロビンス、監督・脚本は「続・激突! カー・ジャック」(マシュー・ロビンスと共同)のシナリオを書いたハル・バーウッドでこれが監督デビュー作。製作はジム・ブルーム、撮影はディーン・カンディ、音楽はクレイグ・サファン、特殊メイクアップはエドアルド・アンリケス3世、特殊効果はJ・ケヴィン・パイクが担当。出演はサム・ウォーターストン、キャスリーン・クインランほか。

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ストーリー

ギャル・モース(サム・ウォーターストン)はユタ州の郡保安官、妻のジョーニー(キャスリーン・クインラン)は、遺伝子の力で成長を促進させるとうもろこしを生産しているバイオ工場のガードマンとして働いている。バイオ工場の内部で働いている工員と町の人たちは、そこを農業目的の遺伝子融合の実験に取り組んでいるハイテク耕種学会社だと信じている。耕種学は、小麦の生産を向上させたり、強力な穀物の種を作り出すなど人類のために貢献してきた。その他にも穀物を霜の冷害から守る細菌、肥料を必要としない改良穀粒、人体の発育不良を治し、肝臓疾患、癌、エイズ患者に光明を与える成長ホルモンである肝炎Bワクチンの開発などがあった。しかしこの研究所で異常事態が発生した。85名の従業員が帰り仕度をしている時、ジョーニーがコンピュータとビデオ・スクリーンで管理している映像画面に“警告、危険発生”の文字が現われたため、研究所のシャッターが全て閉じられたのだ。数人が細菌汚染で倒れた。ジョーニーから連絡を受けた保安官のキャルは、最近研究所をやめたフェアチャイルド(ジェフリー・デマン)に救援を要請したが応じてもらえなかった。かつての同僚の研究者のニールセン(リチャード・ダイサート)やシュミット(G・W・ベイリー)は研究と称して細菌戦争の実験を重ねているというのがその理由だった。既に所内では急ピッチで汚染が進み、ジョーニーも生命の危機にさらされていた。やがてアメリカ国務省のヘリコプターが到着しコノリー少佐(ヤフェット・コットー)が救援の指揮に当たったが、家族の安否を気づかう群集と小ぜりあいを起こした。ついにすべての事情に通じているフェアチャイルドが解決にのり出した。彼は自ら細菌に感染し黄体ホルモンが本当に解毒剤になるのか、自分の体を実験台にして試みた。やがて体は感染症状に苦しみ出したが、黄体ホルモンの効果が現われた。生き残っていた研究者たちがフェアチャイルドのおかげで研究所からの脱出に成功した。

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作品データ

原題
Warning Sign
製作年
1986年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス映画
初公開日
1986年10月10日
製作会社
バーウッド/ロビンズ・プロ作品
ジャンル
ホラーパニック


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