きみが死んだあとで:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
きみが死んだあとで
きみが死んだあとで
-

きみが死んだあとで

2021年4月17日公開、200分、ドキュメンタリー
3
3
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

1967年の第一次羽田闘争で死亡した青年・山﨑博昭を知る人々を中心に、全共闘世代の青春と悔恨に迫ったドキュメンタリー。同世代の若者に大きな衝撃を与えた山﨑の死。当時を生き抜いた14名が、闘争の盛衰を振り返る中、様々な記憶と感情が交錯する。監督は、「三里塚に生きる」、「三里塚のイカロス」の代島治彦。

配信で観る

ストーリー

1967年10月8日。内閣総理大臣・佐藤栄作の南ベトナム訪問阻止を目論む三派全学連を主体とする第一次羽田闘争は、その後、過激化する学生運動の端緒となる事件だった。その中で、1人の若者が死亡する。山﨑博昭、18歳。機動隊に頭部を乱打されたためとも、装甲車に轢かれたためとも言われ、死因は諸説あるものの、その死は同世代の若者に大きな衝撃を与えた。あれから約半世紀。高校の同級生や当時の運動の中心だった者たちは齢を重ねたが、山﨑だけが18歳のまま。生き残った総勢14人が語り継ぐのは、美しく輝く青春とその後の悔恨。闘争の勢いとその衰退を振り返る中、様々な記憶と感情が交錯する。青春だけが武器だったあの“異常に発熱した時代”は何だったのか。“きみの死”はまだ終わっておらず、半世紀を経てなお、その宿題は残されたままだ。インタビュー中心のストイックな構成は、“歴史と記憶のはざま”を浮き彫りにし、大友良英作曲のフリージャズをベースにしたアナーキーな主題曲が重なることで、時代の狂気と美しい記憶が混然一体となって押し寄せる。権力と闘い、革命を叫んだ全共闘世代への愛憎を忍ばせつつ、彼らの歴史的功罪を問う重厚なドキュメンタリー。

予告編・関連動画

きみが死んだあとで

予告編

2021/2/25(木)更新

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
2021年
製作国
日本
配給
ノンデライコ
初公開日
2021年4月17日
上映時間
200分
製作会社
きみが死んだあとで製作委員会(企画:きみが死んだあとで製作委員会/制作:スコブル工房)
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]きみが死んだあとで製作委員会
[c]キネマ旬報社