戦火のランナー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
戦火のランナー
戦火のランナー
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戦火のランナー

2021年6月5日公開、88分、ドキュメンタリー
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難民からオリンピック選手になったグオル・マリアルの半生をたどるドキュメンタリー。8歳の頃、戦火のスーダンを走って逃げたグオルは、幸運にも難民キャンプで保護され、16歳でアメリカへ渡る。やがて、初めて走ったマラソンで五輪出場資格を得るのだが……。ドキュメンンタリーのプロデュースなどを手がけてきたビル・ギャラガーによる長編初監督作。

ストーリー

1984年、スーダンに生まれたグオル・マリアル。だが彼が8歳の頃、スーダンはどこもが戦場で、子どもはさらわれ家は燃やされていた。そんななか、両親は苦悩の末、グオルの命を守るために彼を村から一人で逃がすことを決意。戦場をさまよい歩くグオルは、やがて武装勢力に捕まってしまうが、ある日の夜明け前、走って逃げ出すことに成功。その後4年間スーダン南部を放浪する。幸運にも難民キャンプで保護された彼は、16歳でアメリカへ移民するチケットを手にする。高校に入学した彼は、走ると他を圧倒。その後、初めて走ったマラソンで2012年ロンドン五輪出場資格を得る。だが、南スーダンが建国されたのはロンドン五輪開催の一年前。国内オリンピック委員会がなく、代表する国がなかった。グオルの出場は危ぶまれたが、国際オリンピック委員会(IOC)が“国のない男”といわれた彼の個人参加選手としての出場を認め、祖国南スーダンの人々の期待を背負って走ったグオルは完走する……。

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2021/3/25(木)更新

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作品データ

原題
Runner
製作年
2020年
製作国
アメリカ
配給
ユナイテッドピープル
初公開日
2021年6月5日
上映時間
88分
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]Bill Gallagher
[c]キネマ旬報社