薔薇の刺:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
薔薇の刺
薔薇の刺
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薔薇の刺

1922年公開
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名女流小説家エリノアー・グリン女史の原作をコーリン・キャンベル氏及びジョージ・バーソロン氏が脚色し、雪洲映画他の監督者として知られたキャンベル氏が監督した。昨年成立したプリンシパル映画会社の第1回作品で、特にファースト・ナショナル社の諒解を得て同社のドロシー・フィリップス嬢が出演主役を演じたものである。老巧ブルース・マックレイ氏とケネス・ハーラン氏が共演している。

ストーリー

旅役者の群にいる女優ジョーはふとした事で知り合いになった親切な鉱山師ブランドの紹介で父と共にある撮影所に雇われた。その後ブランドは彼女を恋する様になったが、彼女はブランドの親友ホスター青年と婚約したので、諦めて愛人の為に幸福を祈る。しかし彼女は結婚の第1夜から良人の酒癖の為に幻滅の悲哀を感じたが世間態は幸福に見せかけ1年後の結婚記念日に晩餐会を催し、宴後始めて不幸な身の上をブランドに打ち明けた。そこへ久し振りに帰った良人ホスターは2人の間を疑う様になる。撮影中の彼女の負傷、ブランドの親切な世話と良人の無関心。此等の事が彼女の心をブランドに惹きつけ、一方会社の金を遣い込んだ良人は捨鉢な気持ちから妻に暴威を振うので、ブランドは彼女を庇いホスターには金を与えて真人間にしようとするが、彼は偏見から妻をさらって自動車で遁げたのでブランドは雷雨を冒しこれまた自動車で追跡した。夫婦の自動車は河に堕ちてホスターは妻に詫びて死を遂げ、数月を経て後、彼女とジョンは新しい幸福を賛美する。

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作品データ

原題
The Wold's Stage
製作年
1922年
製作国
アメリカ
初公開日
1922年
製作会社
プリンシバル映画


[c]キネマ旬報社