秘密諜報機関:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
秘密諜報機関
秘密諜報機関
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秘密諜報機関

1961年8月18日公開
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ヨーロッパを舞台とするスパイ・ドラマ。アリイスティア・カックリーンの原作小説をジーン・ヘイズルウッドが脚色。監督に当たったのは「草原の野獣」のフィル・カールソン。撮影担当はマックス・グリーン。出演しているのは「アラモ」のリチャード・ウィドマーク、「犯罪部隊999」のソニア・ツィールマン、シャルル・レニエ、ウォルター・リラ、ハワード・ヴァーノン、センタ・バーガー、ハインツ・モーク、ヨーヘン・ブロックマン、エリザベート・ノイマン・フィーテルなど。製作に当たったのはリチャード・ウィドマークとユーアン・ロイド。ヒース・プロはウィドマーク自身のプロダクションである。ほとんどヨーロッパ・ロケによって製作された。

ストーリー

アメリカ人のマイケル・レイノルズ(リチャード・ウィドマーク)は、戦後ヨーロッパで活躍する産業スパイだった。競馬や女に金を使い果たした彼に自由主義陣営の国際スパイ団の首領ハーマン・シェフラーが仕事を頼みに来た。仕事はハンガリーの反共運動指導者ヤンシー教授の救出だった。シェフラーはレイノルズを新聞記者に仕立て、教授をブダペストから飛行機で脱出させる計画をたてた。連絡員に教授の娘ジュリア(ソニア・ツィーマン)を選んだ。レイノルズはウィーンに飛び、街の女エルザと知り合い、彼女を通じてジュリアの居場所を突き止めた。ジュリアは教授の部下“伯爵”と共にブダペストに向かった。2人を秘密警察A・V・Oが監視していた。ジュリアとレイノルズは教授らの秘密本部で会った。教授は同胞のために脱出を拒否した。レイノルズとジュリアはホテルに戻った。その夜、同志サケーフが重傷を負い、秘密本部が警察に知れたから教授の脱出を急げとレイノルズにいって息絶えた。が、コノカイワハテープレコーダーにとれらていた。2にんは脱出に同意した教授や仲間と自動車に分乗して出発した。テープレコーダーのために警察は待ち伏せしていて、“伯爵”を除いて逮捕されてしまった。“伯爵”は偽軍人に化け、秘密警察の長官宅に侵入、長官を脅迫して一行の釈放命令を書かせ、刑務所に向かった。イブカル大佐を承知させたが、“伯爵”の身分がわかり乱闘になった。教授らの車を大佐が追跡した。伯爵は自分を犠牲にして味方の危機を救った。大佐は車の運転手に一行が乗った飛行機と体当たりするよう命じたが失敗した。飛行機は無事離陸した。教授の救出は見事に成功した。飛行機が離陸した時、スパイ団長シェフラーが満足そうな笑顔で現れ、レイノルズたちの苦労をねぎらった。

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作品データ

原題
The Secret Ways
製作年
1961年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル
初公開日
1961年8月18日
製作会社
ヒース・プロ映画


[c]キネマ旬報社