ビバリーヒルズ・バム:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ビバリーヒルズ・バム
ビバリーヒルズ・バム
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ビバリーヒルズ・バム

1986年9月13日公開、103分
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高級住宅地にまぎれ込んだ浮浪者がまきおこす騒動を描く。シルヴァー・スクリーン・パートナーズIIと提携製作。ルネ・フォーショアの劇に基づくジャン・ルノワール監督の32年作「素晴らしき放浪者」の翻案再映画化。製作・監督は「結婚しない女」のポール・マザースキー(端役で出演も)。脚本はマザースキーとレオン・カペタノス。撮影はオーストラリア出身のドナルド・マッカルパイン、音楽はアンディ・サマーズが担当。出演はニック・ノルテイ、リチャード・ドレイファス、ベット・ミドラーなど。

ストーリー

高級注宅がたち並ぶビバリーヒルズ。ハンガーの製造販売で成りあがったデイヴ・ホワイトマン(リチャード・ドレイファス)一家もここに住んでいた。妻のバーバラ(ベット・ミドラー)とはしっくりいかず、息子のマックス(エヴァン・リチャーズ)は未来のスピールバーグを目指していつもビデオを撮っている。浮浪者のジェニー(ニック・ノルティ)は犬のケルアックに逃げられ、世をはかなんでホワイトマン家に入り込み、プールに投身自殺をした。デイヴが彼を助けて話を聞くとどことなく知性が感じられ、彼をしばらく家にとめることにした。勿論、バーバラは大反対だが、神経衰弱気味の飼犬マチス(マイク)は彼になついた。デイヴは彼を美容院、服屋につれていき大変身させた。ホワイトマン家に居すわったジェリーは、隠された才能や素性がほのみえてくる。妻とは別れ、映画脚本を書いていたこともあり、ピアノもうまく、バリ島でマッサージを修得したらしい。デイヴは彼と海岸へ行き、浮浪者たちと一夜をすごしたこともある。バーバラは彼のマッサージで頭痛がきえ、彼とメイク・ラヴしてしまう。メイドのカルメン(エリザベス・ペーニャ)は彼の影響で共産主義にかたむき、深夜いつものように寝室に忍んでいったデイヴを拒否する。東部の大学にいっている娘ジェニー(トレイシー・ネルソン)が休みで家へもどって来た。12月31日、中国の商工大臣一行を始め、マチスの精神分析医(ドナルド・ミューヒク)、隣家に住むレコード・プロデューサーのオーヴィス(リトル・リチャード)、会計士ワックスマン夫妻(ポール・マザースキー)(ヴァレリー・カーティン)を招いてパーティを開いた。マックスはジュリーの「自分に正直たれ」という忠告に従ってホモ仲間と一緒に現われた。がっくりするデイヴ。ふと気付くと拒食症だったジェニーが食べている。喜ぶデイヴ。彼女からジェリーと愛しあっていると聞かされ、今度は激怒した。翌日ホワイトマン一家はとめたが、ジェリーはマチスと家を出ていく。ごみ箱をあさって残飯を食べるジェリー、しかしマチスは食べようとはしない。ホワイトマン一家の見守る中、彼は再び家へもどった。

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作品データ

原題
Down and Out in Beverly Hills
製作年
1986年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
初公開日
1986年9月13日
上映時間
103分
製作会社
タッチストーン・フィルムズ(プエナ・ピスタ)作品


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