ピストルと音楽:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ピストルと音楽
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ピストルと音楽

1935年公開
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「ルムバ」「帰らぬ船出」のジョージ・ラフトと「合点!!承知!!」のベン・バーニーが主演する映画で、「ロスチャイルド」「ボクは芸人」のアルフレッド・ワーカーが監督したもの。「ターザンの復讐」のレオン・ゴードンと「ヒョットコ六人組」のハリー・ラスキンが共同して、ゴードン書き下ろしの原作を脚色し、撮影には「久遠の誓い」「帰らぬ船出」のハリー・フィッシュベックが当たった。助演者は「ロイドの大勝利」「女難アパート」のグレイス・ブラッドリー、「Gメン」のロイド・ノーラン、新進女優アイリス・エイドリアン及びグッディー・モンゴメリー、ラルフ・ハロルド、ウィリアム・キャグニー、レスリー・フェントン等でダンス振り付けは「ルムバ」のリロイ・プリンツの担当である。

ストーリー

ジャック・コンラッドのバンドでサキソフォンを吹いているレイ・フェラロは前科者だったが、今は真面目な男となり、一座のダンサーでジーンと言う恋人まで出来ていた。ある夜ジーンの相手役の代わりにレイが踊って大いに受け、2人のダンスは一座の呼び物となった。一座は大型のバスで旅行していたが、セント・ルイスで興行中、強盗に襲われた。その強盗はレイの昔の仲間でレイがコンラッド一座に居る事を知り、前日一儲けを企んでレイを訪れて拒絶されたのだった。レイは犯人を追って金を取り戻したにも係わらず、嫌疑は彼の飢えにかかり、ジャックの好意によって警察の手はのがれたが、一座の疑惑の眼は彼に注がれた。ある夜この一座は凶悪なるバラーヂ一味に襲われ、税員がある小屋へ誘拐された。レイは前科者である事を利用して彼らに近づき、一座を好き負うとした。ヤガコンラッド一座の行方不明がしばらく世上を騒がせ、警察の眼が鋭くなった。ここでバラーヂ一味は一座を放棄して他の自動車で逃走した。レイはその自動車の運転をやり、死を冒して警察に彼らを引き渡した。病院で我に返ったレイのそばに誤解とけたッジーンが彼を看護していて、ラウドスピーカーからはこれもレイの行為を讃えるジャックの歌が聞こえてきた。

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作品データ

原題
Stolen Harmony
製作年
1935年
製作国
アメリカ
初公開日
1935年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社