フォーサイト家の女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フォーサイト家の女
フォーサイト家の女
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フォーサイト家の女

1953年1月31日公開
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英国作家ジョン・ゴールズワージーの長編小説『フォーサイト物語』中の一篇『財産家』(1906年)の映画化で、テクニカラーの1949年作品。製作は「印度の放浪児」のレオン・ゴードン、監督は「キング・ソロモン」のコムプトン・ベネットの担当。脚色はジャン・ラスティグ「帰郷(1948)」、アイヴァン・トース「愛の調べ」、ジェームズ・B・ウィリアムズの3人、附加台詞はアーサー・ウィンペリス「ミニヴァー夫人」。「歌劇王カルーソ」のジョゼフ・ルッテンバーグが撮影、「愛の調べ」のブロニスロウ・ケイパーが作曲に当たった。出演者は「塵に咲く花」のグリア・ガースンをめぐって、「マニラ」のエロール・フリン、「赤きダニューブ」のウォルター・ピジョン、「令嬢画伯」のロバート・ヤング、「血闘」のジャネット・リー、それにハリー・ダヴェンポート「風と共に去りぬ」、オーブリー・メイザー「心の旅路」、ラムスデン・ヘーアらである。

ストーリー

名門フォーサイト家の一員ソームス(エロール・フリン)は、自分の思いのままに振る舞う尊大な男で、美しく貧しいピアノ教師アイリーン・ヘロン(グリア・ガースン)との結婚をつよく望んでいた。だがアイリーンは彼を愛しておらず何度も彼の申し込みを断ったが、もし2人の結婚が間違いとわかったらいつでもアイリーンの身を自由にするという条件で、彼女は申し込みを受けた。2年を経てかれらの結婚生活は全く失敗であることがわかった。だがアイリーンは老ジョリアンや娘のジューン(ジャネット・リー)などフォーサイト家の人々に好かれた。ジューンの父ジョリアン(ウォルター・ピジョン)は保姆と駆け落ちして以来家族と疎遠になっていたが、2番目の妻に死なれてロンドンにに戻って来ていた。ある日、偶然美術館でアイリーンに出会ったジョリアンは、たちまち彼女の魅力のとりこになった。ジューンはその頃、不遇な建築家フィリップと恋に落ちていた。だがフォーサイト家の人々はフィリップを嫌い、ジューンはアイリーンに助けを求めた。アイリーンはフィリップに田舎の別荘の設計をたのむなど、しばしば会ううちにいつか恋におちてしまった。これを知ったジューンは驚きと悲しみのあまり、ソームスに告げ口をし、アイリーンは2度と戻らぬ決心でフォーサイト家を去って行った。ちょうどその時、フィリップが事故で死に、この事件がきっかけでアイリーンとジョリアンは再び結ばれ、ソームスの承認を得て結婚した。時が経つとともにジューンの悲しみもうすらぎ、彼女もまた幸福な結婚生活に入った。

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作品データ

原題
That Forsyte Woman
製作年
1949年
製作国
アメリカ
初公開日
1953年1月31日
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社