笛吹きマローン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
笛吹きマローン
笛吹きマローン
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笛吹きマローン

1924年公開
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「ペンロッド」「クラレンス」等を書いたブース・ターキントンの原作を「襤褸を飾って」等と同じくトム・ジェラティー氏の脚色、アルフレッド・E・グリーン氏の監督で作られたもので、主役は前二映画や「アラスカン」「女に安全な男」等出演のトマス・ミーアンシ、対手は「氷に閉ざされて」等出演のロイス・ウィルソン嬢である。その他老練なジョージ・フォーセット氏が重要な役を演じている。

ストーリー

ニューイングランドのオールド・ポートという漁村に住むマローン氏の末息子ジャックは汽船に乗って遠洋航海に出ていたが、船が暴風に遭遇した時、船長クラークが泥酔していたので、極力奮闘したがつとなく船は難破してしまう。彼は船長を助けてボートに乗り、救助されて帰って来て見ると、同じ船の乗組員チャールズ・クロスビーが先へ帰って来ていて、ジャックと船長とが酔っ払っていたため船が難破したのだと言い触らしていた。それ故彼は船員としての名誉を失墜し町の人々に指弾される身となったが、クラーク船長が泥酔しているのを送り届けてやる途中を町の人々に見られ、二人が酔っ払っていると信じられ、二人とも町を立ち退くように迫られる。ジャックは兄達の後援で新たに買い入れた船にクラークを船長として乗り組まし、自分もそれに乗って町を去ろうとし、恋人パッティーの許に別れに来た。パッティーも彼を誤解していたので、ジャックは悄然と船へ去った。しかし彼女の誤解の原因が判ったので、パッティーは港へ急いだ。ジャックを乗せた船は動いた。彼女は彼の帰りを待つと約束しながら、いつまでも船を見送っていた。批評ーターキントン氏の最良作とは言い難いが、スターと原作者の名で客は呼べる。(ニウス誌ローレンス・リード氏)

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作品データ

原題
Pied Piper Malone
製作年
1924年
製作国
アメリカ
配給
松竹
初公開日
1924年
製作会社
パウント映画


[c]キネマ旬報社