覆面女頭目:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
覆面女頭目
覆面女頭目
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覆面女頭目

1925年公開
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フレッド・マイトン氏が書き卸した物語によって「第一曲馬団」「怪船幽霊号」等と同じくラルフ・インス氏が監督したもので、主役は「女ロビンフッド」「百貨店」「錯覚恋愛」等出演のエヴリン・ブレット嬢が演じ、相手役は「天界の魔王」「滅び行く民族」等出演のマルコム・マッグレガー氏でウィリアム・モング氏、グラッデン・ジェームズ氏、ルイス・ペイン氏等が助演している。

ストーリー

メリー・フリンと綽名されていたナンシーという女賊は、心柄というよりも環境の力に押されて泥棒になった娘だった。その時も彼女は良い「仕事」をして高価な宝石を掠めての帰途だったが、彼女に懸想している相棒の1人が彼女にいどんで肘鉄砲を食った腹いせに警官に密告したため3人のオートバイ警官に追跡された。そして彼女は銃創を受けた上に彼女の自動車は転覆したが巧みに逃れたのだった。彼女は倶楽部から帰ろうとするジョン・リーガンという紳士のポケットに盗んだ宝石を忍ばせた。リーガンは何を思ったか彼女を保護し家へ伴い親切に世話をした。そのお陰で彼女も始めて人の情を知り改悛の模様が見えた。町の有力者フオープスはヨーロッパのある小国の王冠の宝石を盗み、その保管をリーガンに頼んだ。リーガンの過去には暗い頁があってフオープスに否と言えぬ弱みがあったのだった。リーガンの息子テイムは隣州の検事を勤めている法の人だったが、メリーは彼を恋する身となっていた。メリーは恩人たり且つ愛人の父たるリーガンに不名誉を被らせないために宝石をフオープスに返戻することを主張した。リーガンは宝石を渡す時にチャーリーという悪漢とその相棒でフオープスの書記になっているデユプレに跡をつけられていた。チャーリーは暗闇の中でフオープスを狙撃し逃走した。そしてリーガンが殺人犯として逮捕された。宝石を手に入れ得なかったチャーリーはリーガン邸付近をうろついた。そして暗い窓越しに見えたその顔で彼がフオープス殺害犯人であることが知れた。メリーはフオープス邸付近に彼を待ち伏せてチャーリーが犯人であることの証拠を握り、愛人父子を不名誉から救った。

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作品データ

原題
Alias Mary Foynn
製作年
1925年
製作国
アメリカ
配給
東西映画社
初公開日
1925年
製作会社
エフ・ビー・オー映画


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