偽りの警報:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
偽りの警報
偽りの警報
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偽りの警報

1926年公開
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リー・ベイアード女史が原作を書き、フランク・オコナー氏が監督した消防夫活劇で「5万ドル大事件」「メイル・マン」等出演のラルフ・ルイス氏、「奔流天に騰る」「知略一段返し」等出演のジョン・ハロン氏、「海の野獣」等出演のジョージ・オハラ氏、「鳴り響く命の警笛」出演のドロシー・レヴィア嬢を始め、メアリー・カー夫人、プリシラ・ボナー嬢、モーリス・コステロ氏等が共演している。

ストーリー

消防組頭ジョン・ケーシーはジョーとティムという2人の息子を持っていた。兄のジョーは最近消防夫となったが弟のティムは碌でなしののらくら者だった。ジョーは家族同様に育てられた孤児のメアリー・ドイルと恋し合っていた。ティムはベシー・フランガンという娘との恋に飽きてメアリーに興味を持ち始めた。ジョーは母親似の怖がり屋で取り分け火を怖がるので母は消防夫としての息子に危惧を抱いていた。ところが近くの長屋で起こった火事で父のジョンが階上で猛火に阻まれ逃路を失っているのをジョーは火が怖くて助け出すことが出来ず、家に逃げ帰って母と恋人とにすべてを告白した。幸いにして助かったジョンは帰ってくるとジョーの消防夫章を取り上げ臆病者と罵って追い出した。ジョーは火焔の恐怖を征服するために鉄工場に雇われ数週の後には些かも火に臆せぬ男となった。帰って来たジョーはティムがメアリーを口説いている様を見て2人が恋仲であると誤解した。ティムはベシーに付きまとわれるのを嫌いメアリー1人を物にせんと努めた。そして無理に彼女に結婚を承知させようとした。その様を窓越しに見たベシーは嫉妬に狂って飛び込み、ティムが度々放火したことを訴えてやると怒鳴った。ティムはベシーの跡を追って巧みに彼女をなだめて彼女を送って行き、再び争って遂にベシーを戸棚の中に閉じ込めた。メアリーから事情を聞いたジョーは弟に一切の弁明を求めに来た。そして喧嘩となり卓上のランプの転覆によって火事が起こった。ジョーはメアリーを救い出しさらに瀕死の弟を救った。他の消防夫に救われたベシーはティムと共に絶息した。ジョーは消防夫の制服を許され、メアリーと結婚した。

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作品データ

原題
The False Alarm
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
コロンビア映画社
初公開日
1926年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社