RIGHTS!パンクに愛された男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
RIGHTS!パンクに愛された男
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RIGHTS!パンクに愛された男

2022年11月11日公開、110分、ドキュメンタリー/ヒューマンドラマ
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1990年代のデビュー以来、根強い人気を誇るパンクバンドCRACK The MARIANとJUNIORのボーカル、カズキの歩みを振り返ったドキュメンタリー。有田焼の窯元の息子として育った武富カズキは、友人たちとバンドを組んで上京するが……。インタビューでカズキの魅力を語る証言者としてくっきー!(野生爆弾)、綾小路翔(氣志團)、小沢一敬(スピードワゴン)らが出演。

ストーリー

武富カズキ。1966年1月28日生まれ。佐賀県有田町出身。実家は、有田焼製造会社経営の窯元で、繁盛期は従業員400人を抱える裕福な家で育つ。しかし、堅苦しいしきたりや伝統、家柄を重んじ、威張り散らす父親の下で暮らす家庭環境に嫌気を感じていた彼は、やがてロンドンで生まれたパンクロックの衝動的な音楽とビジュアルに心を奪われる。学年1、2位の成績だった勉学を止め、髪を逆立て、ビリビリに破った親父のシャツを着て、友人たちとバンドを組んで上京。すると、CRACK The MARIANとして自主制作したレコードがメジャーレコード会社の目に止まり、1990年にメジャーデビューを果たす。CD発売、全国ツアー、フェスと順調に見えたバンド活動。ところが、事務所の社長が借金を残して消えてしまう。その後、新たな音楽の方向性を探るべく、JUNIORを結成し、ライブを重ねてきた。バンドを志してから40年余。56歳になったカズキは、今もパンクロッカーを辞めていない。実家の会社は長男の代に変わっていたが、デタラメな経営で多額の負債を残したまま行方不明。二男は精神疾患で病院隔離中。実家は差押え競売となり、母は戸惑うしかなかった。そこでついに、カズキは有田に帰郷する。急遽会社を引き継ぐが、うまくいかず、若い頃からカズキに憧れていたSAI HOLDINGS会長の惠美須氏に相談。知恵を絞って再建を手伝う彼の男気。コロナ禍でさらに厳しい状況が続く。昼間は社員と一緒に工場で働き、夜は作詞、作曲の日々。この不平等な社会の歪みを、ユーモアを交えて歌い続ける。そんなカズキに影響を受けた著名人も多く、彼らのインタビューも交えてカズキの魅力に迫る。

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2021年
製作国
日本
初公開日
2022年11月11日
上映時間
110分
製作会社
「RIGHTS!パンクに愛された男」製作委員会(制作:teevee graphics)
ジャンル
ドキュメンタリーヒューマンドラマ

[c]2022 「RIGHTS!パンクに愛された男」製作委員会
[c]キネマ旬報社