ブラッド&コンクリート A LOVE STORY:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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ブラッド&コンクリート A LOVE STORY
ブラッド&コンクリート A LOVE STORY
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ブラッド&コンクリート A LOVE STORY

1992年2月29日公開
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ハリウッド・アンダーグランドを舞台に車泥棒の若者と自殺願望の女性シンガー、彼らにまとわりつく奇妙な犯罪者たちを描くストリート・クライム・ムーヴィー。監督のジェフリー・ライナーと製作のリチャード・ラブリーは共に脚本と編集をもこなすニューヨーク大学以来の若手コンビ。製作総指揮はマイルズ・A・コープランド3世、ポール・コリクマン、ハロルド・ウェルブ、撮影はデクラン・クイン、音楽はヴィニー・ゴリアが担当。

ストーリー

車泥棒のジョーイ・タークス(ビリー・ゼイン)は麻薬の売人モート(ウィリアム・バスティアニ)の家から借金の形としてテレビを持ち出し、ついでに車も失敬しようとし、帰ってきたモートに腕をナイフで切り裂かれる。逃げるジョーイは、墓地で今まさに手首を切ろうとしていたモナ(ジェニファー・ビールス)に倒れかかる。ジョーイはモナの家で手当を受け、2人はお互いに命を助け合ったことになった。その夜、彼女はカプセルを口にふくむとジョーイに抱きついてきた。翌朝、朝食を買ってきたジョーイにモナは冷たい。出て行くジョーイを追いかけるモナ。2人の間に不思議な絆が生まれつつあった。ジョーイが車を盗もうとした時、老刑事ハンク(ダレン・マックギャヴィン)に捕まる。彼はジョーイにプールに浮かぶモートの死体を見せる。ハンクは定年間際で若い同僚のからかいの的だったが、宿敵の麻薬組織のボス、スパンツ(ニコラス・ワース)を逮捕することに刑事生命を賭けていた。彼はスパンツとモートの間の運び屋であるジョーイを疑っていた。ようやく解放されたジョーイはモナのライヴへ行く。モナが前の恋人のハードロッカーと別れ話をしている間、外で待っていた彼はバート(マーク・ペレグリノ)というホモの男にスパンツの前に引き出された。スパンツはモートに渡したはずの新種のドラッグ、リビドーを探していて、ジョーイを疑っていた。リビドーはうつろな人々を幸せにし、愛の行為に走らせる薬だった。スパンツとハンクの両者の突きあげをくらったジョーイは今は組織から足を洗った恩人サミー(ハリー・シェアラー)の助言で捜査を開始した。だが、彼が会った人間は次々と殺されていき、モナもリビドーに侵されているのを知ったジョーイは窮地に追いこまれていく。だが、モートの家でリビドーを発見した時、勝機が訪れた。リビドーを買いたいという謎の電話にジョーイはハンク率いる警察とスパンツらの追撃をかわして取引場所に向かった。そこに現れたのはサミーだった。金惜しさに銃を向けるサミーを射つジョーイ。そこへなだれこんでくる警察と組織。モートの家へ逃げこんだジョーイを追うバードとスパンツ。そこへ現れたハンクは二人の悪党を射殺した。晴れて潔白の身となったジョーイとモナは大金を手に旅立つ。「どこか静かな所へ行こう」という言葉とは裏腹に、二人を乗せた車はラスヴェガスへの道を曲った。

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作品データ

原題
Blood & Concrete A Love Story
製作年
1990年
製作国
アメリカ
配給
ギャガ・コミュニケーションズ
初公開日
1992年2月29日
製作会社
IRS・メディア作品


[c]キネマ旬報社