ブラウンのサーカス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ブラウンのサーカス
ブラウンのサーカス
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ブラウンのサーカス

1934年公開
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「ブラウンの本塁打」と同じくパトリシア・エリスを相手としてジョー・E・ブラウンが主演する映画で「メリケン万歳爆走の巻」と同じくバート・カルマーとハリー・ルビーが原作脚色し、「二千万人の恋人」「劇場王ブラウン」のレイ・エンライトが監督し「女性二重奏」のシッド・ヒコックスが撮影した。助演者は「流行の王様」のドロシー・バージェス及びゴードン・ウェストコット、「笑う巨人」のドナルド・ディラウェイその他である。

ストーリー

田舎町の宿屋の主人チャックルズ・ハワードは昔は相当鳴らしたサーカスの曲芸師だったが、息子のハッピーがまだほんの赤ん坊の頃彼の女房と一座の金を持って、朋輩の一人がドロンを極めたので憤慨してサーカス稼業をやめて了ったのだった。以来二十年サーカスには見向きもせず息子にも見せなかったが、ハッピーはサーカスのスターに憧れて父に隠れて曲芸を練習していた。或時チャックルズが昔居たサーカスが町に来たが、その先乗りがチャックルズを憶えていて彼に招待券を二枚呉れた。彼は一枚を屑籠に捨てて、自分だけこっそり見物に出かけた。行って見るとハッピーも親爺が捨てた切符で見に来ていた。ハッピーは見物中の子供の危難を救って女空中曲芸師のアリスと知合いになる。そして裸馬乗りのラツール嬢を本当の女と思い込んで、サーカスの跡を追って遂に雑役夫に雇われた。彼は自慢の曲芸を見せ度がったが誰も相手にしないがアリスだけが団長に頼んでやろうと約束する。併し彼女が頼んだのは彼女の兄で飲んだくれのフランクの復職の件だった。ハッピーはフランクが飲んでいる酒瓶を取上げようとして争っている所にアリスが来たので、フランクを庇おうと自分が酒を飲み、酔払って解雇される。悲観して帰郷したハッピーはアリスに本当の事を云えと勧められ、フランクから妹に説明させる気で引返すと、フランクは又候酔払っているので、怒って殴りつけ、フランクの衣裳を着て道化役に扮し、呼び物の空中大飛行曲芸でフランクの代りを勤める。兄だと思っていたアリスはハッピーと知って驚くが彼の妙技にすっかり感心して了う。大喝采裏に首尾良く曲芸を済ませたハッピーはアリスの相手役になって一座の花形に出世したのであった。

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作品データ

原題
The Circus Clown
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
ファースト・ナショナル映画


[c]キネマ旬報社