ブレナー博士:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ブレナー博士
ブレナー博士
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ブレナー博士

1932年公開
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エリック・フェルデス作の戯曲を映画化したもので脚色者はハウストン・ブランチ、台詞執筆者はチャールズ・ケニヨンでメガフォンは「狂へる天才」「モンテ・カルロの女」のハミエル・クルティスが握った。主なる出演者葉「最後の偵察」「無冠の帝王」のリチャード・バールメス、「処女読本(1932)」「狂へる天才」のマリアン・マーシュ。「二十四時間」のルシル・ラ・ヴァーン、「女学生の日記」のンーマン・フォスター、エイドリアン・ドレ、オスカー・アッェル、ジョン・セント・ポリス等でカメラは「悪魔スヴェンガリ」「狂へる天才」のバーニー・マクギルが担当。

ストーリー

欧州はババリヤの農村に住むブレナー夫人にはシレファンという息子、ロッテという娘、それからカールという養子があった。カールは孤児でブレナー夫人に育てられたのである。カールとシテファンは夫人の希望によってミュンヒュンの医科大学に入学する。シテファンは学業に余り興味を持たず至って呑気な大学生活を送っていたがカールは刻苦勉強していたので最優等で卒業することになった。卒業の僅か前シテファンは免状もないのに手術を行い患者は死んでしまう。カールはブレナー夫人の驚きを察し自ら犯人と自首し刑務所に収容される。シテファンは故郷でかいぎぃおうするが成績思はしからず生来病身であったのでカールが出獄する数日前に死亡する。臨終の床で彼はカールの無実を説明する。カールは故郷に帰り農業に親しもうとするが、ある少年が重症を負ったので命を救う意味でシテファンの残した道具を使って手術しその結果は大成功となる。ブレナー夫人は彼をシテファンと偽り、名医に紹介するので、カールは是が非でも首都ベルリンの大学病院に勤務しなければならなくなる。彼は数年間、外科医として働き、多くの命を救い、名医ブレナー博士の名は高くなる。が、無免許であるということは絶えず彼の頭をなやました。彼とロッテは恋仲であったがシテファンと名乗る以上、お互いに晴れて結婚出来ないわけである。二人はパリに逃れて結婚しようとした。それを察したブレナー夫人はブレナー博士の素性を病院に報告する。が、郵便を投函すると同時に彼女は怖しい過ちを痛感し卒倒してしまう。彼女は病院に運ばれて手術することになる。がその時、彼が実はカール・ブレナーであり、無免許であり、前科者デアルコトヲ病院の当事者が知った。彼の手術は急遽中止を命ぜられる。彼は養母の命を救うチャンスを得られたいと誠心誠意、当局者を説いて結局許可される。彼は最後の手術をする。その時以来、稀代の名医ブレナー博士は学会から姿を消した。その代わりにババリヤの農村に母なる大地と親み耕す一人の農夫があった。ロッテは妻として彼を助け、老母は安息な日を送るのだった。

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作品データ

原題
Alias the Doctor
製作年
1932年
製作国
アメリカ
初公開日
1932年
製作会社
ファースト・ナショナル


[c]キネマ旬報社